
サーフェイサー塗装後にティッシュで表面を擦るとかなんとか
サーフェイサーが何のためにあるかわかれば自ずと答は出るのですけど
まずはティッシュで擦るのは、表面のザラつきを取りたいから
吹き方によっては粉っぽくなることがあるのでそれを取り除いたり軽く表面を磨いたいのかもだけど
基本的にナンセンスです。
サーフェイサーってなのためにあるのか?は過去にも触れてますけど
表面処理のためであり、時短の為に存在してます。
表面が荒れていたり引けていたりをヤスリで整えて行くわけですけど
その課程で400番の傷を600番で消していく工程などで
サフイレすることで400番の傷消しが時短できます。
1000番までヤスリを掛けるとして、全てヤスリだけでやってたら中々消えない傷とかも出てくるのでサフで埋めるイメージですね。
1000番手までやすって、仕上げのサフを塗装
綺麗なグレーになったなぁでいきなり塗装する方もいるかもですけど
基本的にサフの上に塗料は実は上手く乗りません。
そのため、足付けとしてサフ自体も1200番などで軽く磨いでから塗装すれば、どんなにマスキングしても剥がれない塗膜になります。
超光沢仕上げなどで、サフを3000番とかはたまたコンパウンドで磨いてから塗装なんて技法もありますけど
あれ塗装食いついてないのでマスキングでもってかれるのでお勧めしません
普通に1200番までやすれば、その程度のヤスリ傷なら塗料で埋まります。
正直なところサフをコンパウンドで磨くのは、個人的には意味がないと思っていて、ティッシュ?磨くのも同様です。
そもそもサフを塗装しなければならないなんて事はなくて
異素材同士をサフを入れて表面的に統一したいとか
表面処理の時短で入れるのが本来です。
車の鈑金などでサフを入れるのも
鉄部分とパテ部分の異素材同士を同一下地にするためであって、目的と手段をごっちゃにしちゃダメよと思うのです。