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November 26, 2025
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カテゴリ: 雑記
完璧な調色が出来た!

そう思って塗装してみたら、何か後で違うなぁとなったことはありませんか?

大まかに分けて二つの要因があります。
まず単純に皆さんも思いつくと思いますけど
シンナー分が乾く前
つまり濡れてる状態では、光の反射や拡散が変わるので乾いたときと色味が違って見える。

まさにその通りで
シンナー分が一層有るわけで、更にそこに樹脂が溶け込んで広がってる状態となってます。

乾燥するとシンナー分は居なくなり樹脂同士は隣接して結合されるので、光の反射などが変わり色味が変わって見えます。



ここまでは皆さんも予想出来たと思います。
しかしその乾燥するまでの過程に置いて、あることが置きます。

それは顔料の沈降
顔料は樹脂分やシンナー類より重いので沈降していきます。
塗装前の塗料をかき混ぜるのも沈殿した顔料を拡散するためですよね。

で!
顔料ってどれも大きさや重さが均一じゃないんです。

特に白
白に使われるのは酸化チタン等と言われますが、これがその他の顔料より重いので白は下に沈んで行きます。

先ほど塗料の攪拌の話をしましたけど、思い出してみて
塗料瓶の底を見ると白が見えませんか?


さて塗装の色味の話に戻ると
白を含めた色んな色を攪拌して作った色
それが乾燥までに混ざった状態から徐々に重い物から沈降していってしまうので拡散状況が変化してしまうのです。

故に乾燥後に色味が変わってしまうのはシンナー類がなくなった事プラスして特に白の沈降によって引き起こされるのです。

特にグレー系

なので、ちょうど良い感じのグレーだと思って塗装したら
乾燥したら少し暗くなるのは、白が下に行き黒が比較的上側に来てるからなんですね。

その辺りも考え
ちょうど良い気がするけど、気持ちだけ白増やして置くかとかして、乾燥後に本当に欲しかった色味にする

その辺りの見定めも調色の難しい所です。

なので車の鈑金塗装などで色合わせするときは、調色したカラーをフィルムに塗装してエアーブローなどでシンナー分を飛ばして、ある程度乾いた状態にして見比べたりしてますね。

まぁ凄く些細なことですけど、ちょっとしたウンチクだと思って読んで貰えたら嬉しいです。





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最終更新日  November 26, 2025 01:30:50 PM
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