実録・サラリーマン時代

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July 16, 2006
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カテゴリ: カテゴリ未分類
Vol.15 「経営戦略」

 仕事をしてる以上、社員が会社側から期待されていることは利益を出すことである。
どんなに人気者キャラでも、性格がいい人でも、利益を出さない人は早かれ遅かれ、
会社から軽んじられるようになるのはもちろん、当の本人もその仕事から心が離れ、
楽しいと思うことはないし、双方にロクなことはない。

 だから仕事をしてる人は、自分が利益を出してるかを常に考える必要がある。
営業職ならわかりやすいが、事務職をはじめ大人数の内勤職場にいる人など、職種によっては、直接的ではないために、自分が利益を出してるのかどうなのかわかりづらいこともあると思う。

 でも、どんな人でも仕事をしてる人ならば考える必要があると思う。
いや考えるだけじゃダメで、どうすれば利益がより多く出るかを考えるべきだと思う。

大事なことだからもう一回繰り返しちゃおう、「会社のためじゃなく、自分のために」。

 富士吉田に異動になった時はいろいろと悩んだ。
というのも、富士吉田教室というところは、以前から会社のグループ全ての教室で売上成績が常にビリだったというのもある。
 生徒数はまあまあ多いから、売上総額を見るとビリではないのだが、対比で見るとビリなのである。

 この教室に来ていろいろなデータを見たらすぐに原因はわかった。
生徒の週回数が少ない(週一回がすごい多い)、講習受講数が少ない、など。
早い話が生徒一人当たりの単価が全教室でビリだったのだ。
 同じ山梨内で、例えば大月と比べても明らかに金額面でトラブったり、
予算的に渋る家庭が多く、隣の授業料の安い塾に移ったりしていた。

 隣にある集団塾は月謝が安いうえに、毎晩毎晩夜遅くまで延長授業や自習解放したり、

 これまでの富士吉田教室はこの隣にある集団塾(山梨では大手)に劣らないサービスを狙ってか、
自習の生徒を増やし、遅くまで塾も開けていた。

でもこれでは「利益」は出ないのである。

 俺が考えた改革コンセプトは敢えて「更なる高級ブランドイメージ作り」だった。
隣の塾は集団塾で、こっちは個別指導塾。

 隣の塾は相当こっちの悪口を言ってたようだが・・・。

 入会面談の時、こっちのほうから先にまず「集団塾のほうが月謝も安いし、ライバルと刺激しあえたりもするし、集団塾のほうが向いてる人も多いので、どちらが向いてるかは人それぞれですよ。」と言い、
 「授業料が高いですね、」と言われたら即答で「はい、非常に高いので、慎重に検討されたほうがといいと思いますよ」と言ってた。

 過去に隣の某塾の生徒であり、やがて大学生となり、今ここで講師をしている先生から、
 「高校の頃、こっちの塾に来てる生徒は育ちがいい感じでがして羨ましかったんですよ」という話を聞いた。
 そして、とある生徒の保護者は「この塾に来るのは親たちの間でステータスみたいになってますからね」
とまで言っていた。
まさにこっちが考えたコンセプトの狙いどおりだった。

(つづく)





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Last updated  July 16, 2006 01:38:09 PM
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