実録・サラリーマン時代

実録・サラリーマン時代

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

●おじゃ丸●

●おじゃ丸●

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

海のくまさん@ チン型取られちゃったw http://onaona.mogmog55.net/3ug77hc/ 俺…
ボーボー侍@ 脇コキって言うねんな(爆笑) 前に言うてた奥さんな、オレのズボン脱が…
開放感@ 最近の大学生は凄いんですね。。 竿も玉もア○ルも全部隅々まで見られてガ…
通な俺@ 愛 液ごちそうたまでしたw http://hiru.kamerock.net/hoiiz2l/ フ○…
アゲチン@ ありがとうな!!!! http://bite.bnpnstore.com/g2txr6e/ ア…

Freepage List

October 26, 2006
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
(つづきです。この前から先に読んでください。)

最悪行動・・・無視する、または自分の仕事はこのディスプレー装飾なんだから、時間とられるわけにはいかない、という考えが働き、(本当は知ってるのに)「すみません、わかりません」という。

悪行動・・・上のフロアにございますから上のフロアのスタッフにもう一度尋ねてみてください。

やはり一番いい行動は、・・・「今の自分の持ち場を離れようが、お客様をその場所までお連れする」ということだということになる。

なぜならデパート全体のクレドとして、「お客様主義に徹する」とある以上、お客様に関することが、全てにおいて優先されなければならないからだ。
この行動に関して異を唱える人ももちろんいるだろうけど、クレドがそうなってる以上、このデパート内でのあるべき正しい行動は絶対にこうなる。こうじゃないんであれば、そこの会社のクレドは形骸化してるので、いますぐ廃止すべきなのだ。
 あ、今最悪の行動を述べたけど、もうひとつの最悪パターンをここに挙げておく。
最良の行動、つまり子供服売り場までお客様を案内するという行動をとったスタッフに対して、
そこのディスプレー係の上司が、わけも一切訊かず、持ち場を離れたことに対してどなる、いや懇々と叱るでもいいんだが、これが最悪のもうひとつ。クレドというものはそれほどまでに全ての上にあるものであり、


 俺の室長生活末期、最後に入ってきた講師、つまり最も新人の講師に、
成瀬先生という大学生の女性講師がいた。
この先生には新人講師研修(トレーニーワークショップ)よりも前に、
いきなり授業をしてもらうことになった。
必要に迫られ、猫の手も借りたいほどの講師不足の事態という背景もあった。
そんな右も左も何もわからない成瀬先生の初回授業がやってきた。
こういう状況であれば当然、授業前にたっぷり時間をとっていろんな説明もしなければならないんだが、
この時俺も保護者会最終決戦真っ最中ということもあり、あまりにも限られた短時間で説明しなくてはいけない事態になった。
 生徒それぞれには学習プログラム表(以下プロ表)というものがあって、何月何日はどのテキストの何ページまでやって、宿題はここで、みたいなものを書き記しておく、言ってみれば生徒のカルテなのだが、
だいたい講師たちはこのプロ表に従って授業を進めることになる。
 特に新人講師たちにとってはありがたいというか、こういうものがあるからこれをベースにしてとりかかれるというメリットもある。

よくわからないところはツーットップの講師に訊くように言っておいた。
 そして、次の保護者会までの空き時間は5分くらいだった。
初めて授業する不安にさいなまれている講師への説明が5分・・・、
トレーニーワークショップでは4時間くらいかけているところを5分・・・、
まったくもって成瀬先生に失礼な話なんだが・・・。

「プロ表の見方はだいたいわかりましたか?基本的にはまずそれをベースにしていいんですが、
こんなプロ表なんかよりももっと優先するものは生徒の成績が上がるかどうかということなので、
プロ表に書いてあることを鵜呑みにせず、授業を進めるうちに、この子のレベルならもっと出来る、とか、こんなに進んではダメだ、とかを判断し、自己修正するほうが大事です。
例えば、宿題にしてもこれまで出してきた分量を考慮して、とかではなく、今日の内容を本当に定着させるにはこれぐらいがいい、という分量を出してほしいです。
いろんなマニュアルやツールがこの教室には数多くありますが、あまり細かいことを考えず、自分が担当したこの生徒が成績を上げるには何をすればいいか、ってことを念頭に頑張って考えて行動してください。
プロ表は場合によっちゃ無視したって全然いいんですよ。」
というようなことだけを伝え、俺は次の保護者会に入り、成瀬先生は初授業に臨んだ。
 ほどなく保護者会の合間に、授業現場に目をやると、成瀬先生が担当してる生徒から「そんなに宿題多く出来ないよぉ!」とかのブーイングが聞こえてきた。俺は「よしよし、成瀬先生その調子!」と思った。
 そして、俺が保護者会を終え、授業も終わろうとしてる時、成瀬先生が「○○くんは明日、数学のテストがあるっていうんで、本当は英語の時間ですけど、数学をやっちゃったんですけどよかったでしょうか」と言ってきて、もう授業が終わる寸前だったので、ダメって言っても遅いんだが(笑)、当然許可した。
 このケース、新人講師にはなかなか難しいシチュエーションである。
まず生徒が「数学をやりたい」と言ってきて、室長は面談中のため相談が出来ない。
ここで自己判断に迫られるわけだが、おそらく「でも今は英語の授業だから英語をやるよ。これからは普段からしっかりやってないとダメだよ、間際に慌てないようにね」なんて言ってる先生も絶対いるはずだ。
あるいは、「室長が今、面談中だから、面談終わって許可が出るまでは英語をやるよ」っていう先生。これは多いはずだ。
 しかし、俺が成瀬先生に最初に言ったことは「自分が担当した生徒が成績を上げるためには何をすればいいかってことを念頭に」と言うこと。

当然、成瀬先生のとった行動が正解。
俺の面談が終わるまで「とりあえず英語」をやるんではなく、「とりあえず数学」をやること。
俺には事後承諾で全然かまわない。これでクレームがきたら俺の責任である。
プロ表は英語で準備していて、科目チェンジなんかした日にゃもう新人講師にしてみりゃ大パニックのはずである。準備もしてないだけに当然上手い授業にはならなかったはずである。
しかし、それでもここは数学をやることが正解。
 まさにマニュアルやツールなんかよりも遥かに重要な根本命題、クレド。
「生徒の成績をあげる」ということをクレドとした場合、
成瀬先生は新人ながらちゃんとクレドを実践してくれたことになる。

 教室内にていよいよクレドを浸透させようという時がきた。
 結局俺が考えた末に、自分のところの講師達に伝えたことは・・・

「誰がどう見ても、どう考えても正しいと思うこと、これを王道、と呼びたいんだが、
この王道は他人の目や許可など全く関係なく、どんどんやっていくようにしよう。
例えば15日になったら、タイムカードを裏返すのはみんなもう知ってると思うけど、
いつもあれを生徒も含めた全員分裏返してるのは俺じゃなくて、綿貫先生なんだよ。
俺は一度もそれを頼んだことはないし、綿貫先生の仕事だとも思ってない。
でもこれをやることは誰がどう見ても間違ってるわけはなく、これをした綿貫先生を俺が怒るわけがない。
だからみんなにタイムカードを率先して引っくり返せっていうんじゃなくて(笑)、
だれがどう見ても正しいことは堂々と、誰の許可もなくやっていいっていうこと、
教室という場が、職場っていう考えじゃなく「自分の部屋」っていうイメージまでしてくれたなら、
隅っこのほうにゴミが落ちてることに気付いて、でもこのまま放っておいても誰も気付かないようなゴミだとしても、やっぱりここは拾っとくっていうのが王道だと思う。
この王道をみんなが実践したあとで、万一それがクレームの対象になったり、
深刻な問題へと発展した場合、その全責任は俺がとる。
ただ、「王道」の解釈を履き違えている恐れもあるかもしれないので、その時はゆっくり話し合おう。」

こんな感じで、他の教室はクレドカードなるもの本部から配られ、それに対して話しあうみたいなことが行われている中、うちの教室はクレドの中身に行く前に「王道」という指針を打ち立てるところからスタートした。
かくして、クレドを掲げ、講師たちにはホスピタリティーを追求してもらうべく、
俺自身も最後が近い今、取り組んでいきたいと思っていたわけだが、
思うに俺は自分の教室の講師達っていうものをちょっと過小評価しすぎてたのかもしれない。
 俺のほうこそ見習わないといけないホスピタリティー精神が講師たちには既に備わっていることを、
退職の日が近づくにつれ、まざまざと見せ付けられていくことになるのである。

(つづく)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  October 27, 2006 12:09:25 AM
コメント(1) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: