しろうと自然科学者の自然観察日記

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2013.03.10
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カテゴリ: 山野草と園芸植物
☆庭の芝生で、何度取り除いても次から次と生えてくるトキワハゼ。トキワハゼ(常磐爆)の名は、トキワ(常磐)は葉が一年中あること、ハゼ(爆)は実が弾ける・爆ぜる(はぜる)のに由来します。飛び散った種がすぐに芽を出し、1年中増えていくので、トキワハゼ(常磐爆)の名が納得できます。花が目立つようになりました。
  • 001トキワハゼ1.JPG

  • ☆トキワハゼはゴマノハグサ科と覚えていたのですが、新しいAPG植物分類体系ではハエドクソウ科に分類されているそうです。ただし、まだ研究中で変更の可能性があるそうです。
  • 001トキワハゼ2.JPG

  • ☆トキワハゼは、日本各地に分布し、ハエドクソウ科サギゴケ属に分類される1年草です。ムラサキサギゴケに似ていますが、全体に小さく、花の下唇が白色です。
  • 001トキワハゼ3.JPG

  • ☆同じハエドクソウ科サギゴケ属に分類されるムラサキサギゴケです。花の下唇は薄紫色です。(2012年4月23日撮影)。
  • 002ムラサキサギゴケ.JPG

  • ☆同じくゴマノハグサ科からハエドクソウ科のツタバウンラン属に分類されているツタバウンランです。(2012年4月10日撮影)。
  • 003ツタバウンラン.JPG

  • ☆この花が、ハエドクソウ科ハエドクソウ属のハエドクソウです。ハエドクソウの花は、口唇花で上唇が2裂し下唇が3裂していることなど、トキワハゼ・ムラサキサギゴケ・ツタバウンランに似ているようです。(2012年10月13日撮影)。
  • 004ハエドクソウ.JPG

  • ☆APG植物分類体系は、マクロ形態的な従来の分類に対して、ミクロなゲノム解析から分類する手法だそうですが、形態的にも似ており、ハエドクソウ科に分類されるのが理解できそうです。

    ☆なお、従来はゴマノハグサ科に分類されていたキンギョソウ属のキンギョソウやクワガタソウ属のオオイヌノフグリ(2月24日の日記で紹介)は、ミクロなゲノム解析からでしょうか新たにオオバコ科に分類されていますが、しろうと自然科学者にはよくわかりません。キンギョソウの花。(2012年6月15日撮影)。
  • 005キンギョソウ.JPG





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    Last updated  2013.03.10 06:21:04
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