しろうと自然科学者の自然観察日記

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2013.09.09
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カテゴリ: 山野草と昆虫
☆アサマフウロは、咲き初めでした。アサマフウロは、本州中部地方の湿り気のある高原の湿地に生えるフウロソウ科フウロソウ属の多年草です。フウロソウの仲間の中では、花が大きく色鮮やかなのが印象的です。
  • アサマフウロ1.JPG

  • ☆アサマフウロの花のつくりは、5枚の萼片、5枚の花びら、10本の雄しべ、雄性先熟の植物で雄しべからの花粉が出終わった後に雌しべ花柱は5裂します。アサマフウロ(浅間風露)の名は、浅間高原に多く分布することから。
  • アサマフウロ2.JPG

  • ☆ゲンノショウコは、北海道から九州の山野に生えるフウロソウ科フウロソウ属の多年草です。白紫花は東日本に、赤紫花は西日本に多いそうです。これまで福島県・東京都・神奈川県で見かけましたが、全て白花でした。
  • ゲンノショウコ1.JPG

  • ☆ゲンノショウコの花のつくりは、5枚の萼片、5枚の花びら、10本の雄しべ、雄性先熟の植物で雄しべからの花粉が出終わった後に雌しべ花柱は5裂します。この写真では雌しべ柱頭は5裂し始めですが、柱頭が開ききったころには雄しべの葯は落ちてしまいます。ゲンノショウコ(現の証拠)の名は、古くから下痢止めの妙薬で「現によく効く証拠」に由来するそうです。
  • ゲンノショウコ2.JPG

  • ☆ゲンノショウコは、別名ミコシグサ(神輿草)といいます。秋に実を見ると、開いた実の形が神輿の屋根のようでミコシグサ(神輿草)の名が納得できます。(2012年12月3日撮影)。
  • ゲンノショウコ3.JPG

  • ☆箱根湿生花園では、フシグロセンノウの鮮やかな朱色の美しい花が目立ちます。フシグロセンノウは、本州から九州の山地に生えるナデシコ科センノウ属の多年草です。
  • フシグロセンノウ1.JPG

  • ☆フシグロセンノウ(節黒仙翁)の名は、茎の節が黒褐色のセンノウから。センノウ(仙翁)は、同じセンノウ属の多年草で京都嵯峨の仙翁寺で見つけられたことから名付けられたそうです。
  • フシグロセンノウ2.JPG

  • ☆フシグロセンノウの花のつくりは、筒型で先が5裂する萼、花弁は5枚、花の真ん中の濃朱色の飾りのように見えるのは花弁の基部に2つずつある鱗片、濃紫色の葯がつく10本の雄しべ、雌しべの花柱は5本あるそうですが確認できません。
  • フシグロセンノウ3.JPG


  • ☆残暑も少しずつおさまっていくのでしょうか。ツクツクボウシが盛んに鳴いています。YouTubeに高尾山のツクツクボウシの鳴き声(2009年8月15日)がアップされていましたので紹介させていただきます。動画は初めてですが、うまく表示されるでしょうか。YouTube画面下の「共有」をクリックし、「楽天ブログロゴマーク(楽天ブログで共有します)」をクリックし、表示された文字列をコピーして貼り付けました。





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    Last updated  2013.09.09 04:20:56
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