しろうと自然科学者の自然観察日記

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2019.11.12
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カテゴリ: 樹木
☆10月17日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(19回目)に行きました。その内容を紹介しています。コウヤボウキの花です。全体がわかる比較的鮮明な写真を撮影できたので、11月2日の日記と重複しますが紹介することにします。(2019年10月17日撮影)。
  • コウヤボウキ01.jpg

☆コウヤボウキは、本州(関東地方以西)から九州のやや乾燥した山地の日当たりのよい林縁などに生えるキク科コウヤボウキ属の落葉小低木です。高さは、50~100センチです。
  • コウヤボウキ02.jpg

☆コウヤボウキは、本年枝には長さ2~5センチの卵形の葉が互生し、2年枝には細長い葉が数個ずつ束生します。葉が互生する本年枝が、枝分かれして伸びています。
  • コウヤボウキ03.jpg

☆葉の縁には浅い鋸歯がまばらにあります。葉身には、3脈と細脈が目立ちます。
  • コウヤボウキ04.jpg

☆コウヤボウキの花期は9~10月で、本年枝の先に直径1センチほどの頭花を1個ずつつけます。
  • コウヤボウキ05.jpg

☆総苞は筒形で、総苞片は7列あり、覆瓦状に重なって並びます。
  • コウヤボウキ06.jpg

☆コウヤボウキの頭花は、白い筒状花が10数個集まったもので、筒状花は長さ約1.5センチです。白色の花冠が5つに深く裂けており、裂片は線形でねじれます。白色の花冠の周りには、冠毛が見えます。
  • コウヤボウキ07.jpg

☆筒状花からは雄蕊5個が合着した集約雄蕊が突き出し、その中から雌蕊1個が突き出ています。雌蕊柱頭は、2つに分かれ始めています。
  • コウヤボウキ08.jpg

☆コウヤボウキ(高野箒)の名は、高野山では弘法大師の命により竹や果樹などを植えることが禁じられていたので、竹箒が作れないので代わりにこの木の枝を束ねて箒を作ったことから名づけられました。
  • コウヤボウキ09.jpg


  • コウヤボウキ10.jpg





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Last updated  2019.11.12 07:24:35
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