米国フロリダ州にあるケネディー宇宙センター(Kennedy Space Center)で研究開発が進められている新打ち上げ構想は、上の写真のMagnetic Levitation(MagLev)システムなどを用いる、高圧電流と磁石を利用した電磁誘導の力で打ち出されるレールガン方式が採用される予定で、そこから発射される水素燃料を搭載したスクラムジェット機が超音速飛行をしつつ、一気に上空で人工衛星などを宇宙へと打ち上げる仕組みになっていますよ。
そうなってくると、やはり最新鋭の格段に進化したスクラムジェット機の研究開発のみならず、その超音速飛行のスタート地点となる、NASAにおいて「Advanced Space Launch System」という名称も付されて開発が続く地上のレールガン発射システムの精度の高さが最大の課題となるようです。現時点では、地上に2マイル(約3.2km)のテスト用の発射レールを用意して、時速60マイル(約100km)で疾走するジェットコースターの10倍以上のスピードでレール上を加速発射されるスクラムジェット機の運用にも耐えられるようなレールガンの開発が目標に掲げられていますよ。