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2006.03.12
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カテゴリ: アメリカ映画




『セルピコ』『狼たちの午後』に次ぐアル・パチーノの社会派ドラマ。
腐敗した司法制度に立ち向かう、若き弁護士の姿を描いた秀作。正義とはなにか――真っ向から疑問と矛盾を投げかけます。
主人公アーサーの憤りや悔し涙に同情しながら、腐敗した裁判所の中に良心を探すけれど、見つかりません。
どこまでも辛い展開に、追い込まれるばかり。

‘正義’を執行していない裁判官らと、弱者のために懸命に動き回る若き弁護士たち。双方の温度差が印象に残ります。
どうして苦しむのは正しい行動をとっているほうなのだろう、、。やるせない矛盾に腹が立ちます。
アーサーが怒りを爆発させるシーンは、そのまま見ている自分の衝動と重なり、暴れるアル・パチーノに終始感情移入。よくやった! そう心から思えてしまう。
司法制度は腐り切り、フレミング判事はあまりにも汚い。

けれど主人公のような弁護士がひとりでも居てくれたら、少しでも希望が持てるというもの。いると信じたいです。

ジャスティス

アーサーをひとりの人間として魅力的に思えたのは、恩人である祖父とのシーンや恋愛を絡めたからでしょうか。脚本も見事でした。
社会派でありながら、法廷もの独特の重さをあまり感じず、テンポのあるドラマに仕上がっています。
いかにも‘70~80年代という音楽が心地よいと思ったらデイヴ・グルーシンという有名な方。
にわかに爽快なラストは後味も抜群。



●  ●  ●  ●



監督  ノーマン・ジュイソン
製作  ノーマン・ジュイソン 、パトリック・パーマー 
製作総指揮  ジョー・ワイザン 
脚本  ヴァレリー・カーティン 、バリー・レヴィンソン 
撮影  ヴィクター・J・ケンパー
音楽  デイヴ・グルーシン
出演  アル・パチーノ 、ジャック・ウォーデン 、リー・ストラスバーグ







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Last updated  2009.10.17 15:05:36
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