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2009.01.28
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カテゴリ: 日本映画
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黒澤映画不朽の名作を、オリジナルの脚本をそのままにリメイクした痛快時代劇。名も無き一人の浪人が、上役の汚職告発と人質救出に決起した若侍たちに助太刀し、素早く大胆な機転と居合で悪漢に立ち向かう様を描く―――。


 豊川悦司と松山ケンイチが見たいけど、レンタルするほどでもないなぁと思っていたら、地上波で放映されてlucky!
CM挟んでの放送で、幾分か編集されたヴァージョンだった。
コメディタッチの軽い時代劇で、わけもなく笑ってしまう作品に仕上がっていた。良くも悪くも。

ひしと実感するのは、この 脚本がいかにおもしろかったか! ということだと思う。
リメイクしてもなお見られるのは、やっぱりストーリーの起伏アル楽しさに他ならないんだろう。
黒澤監督のオリジナルもコミカルだったし、シリアスなシーンの重厚さだけが、まったく違うものになってしまうのは、まぁこんなものなんだろうというか、予想どおりというか。
おなじみの台詞とテーマ曲がそのままなのは、入りやすいけど。いかにも「椿三十郎」で文句もいえない(笑)


織田裕二はずいぶん頑張っているようで、三船敏郎の話し方を真似ているのがよくわかった。
トヨエツはスマートすぎる(危なさが足りない)感じだったけど、そつがなくうまくて好き。
佐々木蔵之介は文句なしに巧い!(押入れからの一連のシーンが最高)
難点は悪役の3人と、若者たちの落ち着きのない演技だけ。これがかなり鬱陶しい・・・。
こうして演技の良し悪しばかり観ているということは、我ながら物語に集中していない証拠だ。

それにしても、最後にちょこっとだけ出てきて口上を述べる 藤田まこと の圧倒的存在感といったら!
だてに歳とっていないなぁと感心するばかりだった。




監督/ 森田芳光
原作/ 山本周五郎
音楽/ 大島ミチル
出演/ 織田裕二  豊川悦司  松山ケンイチ  鈴木杏  佐々木蔵之介

(カラー/119分)






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Last updated  2009.01.30 03:44:34
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