岡山の住宅FP/経営サポーター おくだっちの活動日記 【あなたの未来を元気にします!】
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
なんと2年ぶりのブログ更新ですどんだけ不定期更新やねん・・・ということで、簡単に近況報告を。私おくだっちは、引き続き住宅マネーコンサルティングを軸に、ライフプランニング、生命保険、損害保険、住宅ローン、資産運用、不動産活用、その他イロイロ・・・と日々相談業務に励んでおります。そしてekコンサルタントはこの2年の間に仲間が増え、拠点も増え、いまでは岡山、東京、高知、津山、そして今年中には米子と活動範囲がひろがっております。これも、ご相談くださるお客様あってのこと。ありがたいことですね2006年の独立開業時に掲げていた「小さな銀行をつくる」というビジョンに、紆余曲折ありながらも一歩一歩近づいています。今年中には証券仲介業も開始しますし、取扱金融機関も増えるかと。せっかく縁あってご相談くださるお客様にとって、より幅広い選択肢を提供すべくこれからも精進あるのみです。はい。で、本日のタイトルにもあげたのですが、FP・保険業界って、劇的に変わりゆく過渡期だと思うんですよ。なんせあの金融庁が、「真に顧客本位の業務運営のできない金融機関は淘汰する」と宣言しているわけですから。換言すれば、既存の金融機関のビジネスモデルはもうだめよ、ということです。手数料目当て、短期売買で手数料を稼ぐモデルは、もはや通用しない!!!と。スバラシイですね。既得権益を乗り越え、ようやくそんな時代になったんだなーと。時の流れを感じます(笑)ついでに問題提起したいのが、まことしやかにはびこっている考え方について。【金融商品を取り扱わないFPは中立公正で、金融商品を取り扱うFPは営利目的で中立公正じゃない】ってやつ。・・・これって、何なんですかね?金融商品を取り扱う、扱わないで判断されたら、まじで日本のFP業界は消えますね。確実に。そんな物理的な線引きではなくて、もっと別の判断軸があるはずです。金融商品を扱うFPが中立公正でないと言われる理由のひとつに、保険会社から手数料がもらえるからというものがあります。確かに、手数料目当てで保険商品を売るのはダメですよ、論外です。ただ、保険会社から手数料をもらえるからこそ、無料相談ができる側面もあるわけです。それはすなわち、相談者(お客様)の費用負担が少なく済む、ということです。税金・社会保険料負担の増大、そして物価上昇など可処分所得の減り続ける日本において、相談者の費用負担が減るというのはとても重要なことはないでしょうか。私もいっとき、金融商品を取り扱わないFPこそ本物のFPだと信じて疑わない時期がありました。でもいまはそうは思いません。事業でやるからには、事業を継続し、お客様を永続的にお守りできる体制づくりこそ最優先です。理想論だけでなく、永続的に収益を産み出す仕組みが必要です。金融商品を取り扱わないということは、収益源をひとつ手放すということです。フィーを払うということは、相談者にとっては費用負担が増えることです。それを払ってでも満足し、お金の不安が解消するのであれば全く問題ないでしょう。ただ、少しでも相談者の費用負担を減らすため、金融商品を取り扱うことでの手数料収入を組みこむことに何の問題があるのかと、問いたいです。相談者のお金の不安が解消するのなら、お金のもらい方がフィーかコミッションかなんて、どーでもいいでしょ。大切なのは金融商品を扱う扱わないではなく、プロとして本当に役立つ相談業務が出来ているかを見つめ、改善することは改善し、より能力を磨いていくことなのではないでしょうか。私はこれからも実務家FPとして、実務にこだわっていきます。だって、お客様を実務面でもフォローしたいですからね。変わりゆく業界に、我々は何をすべきだろうか・・・。日々考え、取り組み、改善していくつもりです。がんばります。ちなみに、タイトルは多分にエレファントカシマシの影響をうけています(笑)
2017.04.21
コメント(0)