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また、これと同時にジャンボジェットが
飛行する際、主翼の上下面の気圧差により、
後方に気流の渦
(翼端渦)が引き起こされます。
(後方乱気流)
これによって、大気中で部分的に気圧と気温が下がり、
水分が冷やされ、 凍って雲となり、白く見えます。
飛行機雲となる水分の多くは排気ガス中に含まれる
水分の氷結である為、ジャンボジェット機の
エンジン数と同じ数の飛行機雲
ができます。
先ほど撮った写真には2本の飛行機雲が写っている
ので2基のエンジンを積んでいるボーイング767
か777あたりでしょうか。
これが4本ですと、ボーイング747といった4基
エンジンの機体かなあと想像がつきます。
なお、後方乱気流は渦ですが、飛行中、主翼上面の
気圧が下面の気圧より低くなる為、 下面から上面に
回り込もうとして
、渦が出来上がります。
その為、飛行方向に対し 右翼端からは反時計回り、
左翼端からは時計回り
の渦流となります。
発生の仕組みは単純ですが、後方乱気流は機体が
重いジャンボジェットで 120秒程度存在
し続けます。
これが航空機にとって、やっかいな存在で、
2001/11/12アメリカン航空587便(エアバスA300)は、
直前に離陸したJAL便の後方乱気流で離陸直後に
墜落事故を起こしています。
日本の空港では気象庁が設置した
「空港気象ドップラーライダー(*)」という
レーザードップラーレーダーで絶えず観測をし、
危険な 空域情報
を管制官、航空会社に連絡しています。
(*)ライダー:
LIDAR
Laser Imaging Detection and Ranging)
Wikipedia(LIDARとは)
知っておきたい基本構造から最新技術まで
↑新しい本ですが、ベストセラーだと思います。
東京大学の大学院工学系研究科 航空宇宙工学
鈴木真二教授の執筆です。
カラー図解でわかる航空力学 飛行の原理に科学で迫る
↑航空解説者の中村寛治さん執筆ですが、
14,807時間33分のフライト経験を持つ
フライトエンジニアです。
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