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六三は柔弱で正しい立場を得ておらず、才能も徳も乏しい人に取り入ることだけが上手な人物です。
言葉巧みに人を喜ばせ、柔らかな態度で下の者に接し、媚びへつらって人より先にいこうとします。
こうした姿勢では、何をしてもうまくいかないです。
しかし、自分の誤りに気づき、心から反省して態度を改めれば、大きな咎めは免れます。
象曰、甘臨、位不當也。既憂之、咎不長也。
書き下し文:
しょうにいわく、かんりんす、くらいあたらざるなり。すでにこれをうれうれば、
とがながからざるなり。
初心者意訳:
六三は、人にうまくとりいりながら、上に立とうとします。その心には正しさがなく、下卦兌の最上位にあって、軽薄な性質がもっとも強く表れています。 しかし、自らの誤りを憂い、態度を改めるならば、咎めは少しずつ消えていきます。