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2006.02.27
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カテゴリ: ダンスなんす
それは
「何も考えていない」世界。

「ああしよう」「こうしよう」という作為的要素がない。
一人であっても、パートナーであっても。複数人であっても。

それは、以前習っていたフルートの先生が、
コンクールで優勝した時もそう言っていた。
「オケと私と指揮者のいる世界でね、どうやって演奏していいかが、
考えなくても全部わかるのー」

考えなくてわかるってどういうこと?!
そう思うでしょう。私も思いました。
先生、天然なのもいい加減にしてくださいと。

でもね、


モーツァルトにしろシューマンにしろ、
その世界観に100パーどっぷり浸かれた時って、

それはそれは無意識に。


当たり前のことですが、
「曲」はあたしたちの中に生まれた時からあるわけではない。
それを、音感、リズム感、ソルフェージュ、音楽理論、演奏技術、
楽曲、作曲家の歴史的背景、オケと自分との呼吸、指揮者との価値観
ホールの構造と楽曲音響の相性
それがすべてパーフェクトになった瞬間、
奇跡が起こるんだと、想像します。

残念ながらあたしにそういう奇跡が降りた経験は皆無に近いですが
(練習ぎらいなので・・・)


そういう時、少なくとも作為的な事は、
途中から考えなくなりました。
その時です。
今でも覚えています。
エミイの周りの時空がゆっくり流れていたことを。

そして、演出家が泣いたのを。
芝居やダンスの業界で演出家の涙を拝めるってまずないです。
(そんなに真剣にリハを見てくれる演出家もあまりいませんが・・・)

「お前さんが泣くなよ(笑)」と思いましたが、
演出家を泣かした、という事はなんとなく今でもうれしい記憶です。
(あたし、性格悪いかな・・・)
それは、もちろん自分だけの力じゃありませんよ。
相方との息が合った、練習環境が静かで集中できたとか、
まぁ天気がよかったとか、
いろいろ好条件が整って初めておきる「キセキ」です。

コンクールにしても、公演にしても、
その場の勝者や成功の要因は「キャスト(出演者)の技術」だけではないです。
キャストにできることは、「キセキ」を起こすための近道を作る。
これだけです。

世の中で、本当に絶賛されている芸術家さんたちは、
きっと、そう感じているはず。
少なくとも、私は確信しています。

自分の力だけじゃ、キセキは起こらない。
でも、自分の力がなきゃ、キセキさえ、起こせないことを。





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Last updated  2006.02.27 20:37:16


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