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カテゴリ: カテゴリ未分類
【趣味である女装のために化粧品を万引きした刑事・秋吉】

二人が罪のもみ消しと引き換えに特別監察官から命じられたのは
公安警察官・石巻の内偵だった。

万引き、着服。いわゆる汚職警察官である。
そして、公安も登場。
重くて硬い話か?と思うところだが、最初に登場する秋吉は女装するのが趣味・・・
もう普通の話ではないですよ、と宣言しているようなものだ(笑)

公安の石巻は、ある会員制のバーに出入りしている。

映画監督、輸入代行会社の社長、ファッションモデル、SMクラブのオーナー、
前衛舞踏家・渋沢、そしてゲイの写真家・岡部など。
ジャーナリストと名乗る石巻は、ある企業に脅迫状を送った犯人を割り出そうとしていた・・・

一癖ある登場人物たち。
一風かわった脅迫状の内容。
一筋縄ではいかない怒涛の展開。
一番最後に笑うのは、いったい誰?

簡単にいうと【しっちゃかめっちゃかな】話です。(わからんて)
よくこれで収集がついたな(かなり力技ですが)と感心してしまいます。
笑える部分も多いですが(脅迫状の内容とか、それに対する幹部社員のやりとりなど)
ちょっと屈折したところもあるだけに、好き嫌いもわかれそう。

『闇の楽園』のほうが好きです。

戸梶圭太。この人、どこかで止めてあげないとどこまでも行ってしまいそう(笑)
どうしようもない嫌なヤツ、不快なヤツを書かせたら凄いことになりそう。

そしてどうやらこれも映画化されているようです。
しかも窪塚、出ています。で、なんで秋吉役?

むしろ、天才肌の芸術家・岡部のほうがイメージに近いな。(または渋沢)
もっとも、レンタルビデオを借りたことのない私。
当然見てないので感想も言えません。

そしてこの本(文庫)最後に宍戸錠の文章がある。
ほとんど自分のことばかりで、戸梶圭太のことなんて4行だけ(しかも内容なし)
「なんだこれ?」と【『七瀬ふたたび』の平岡正明】以来の“ふざけんなよ解説”かと思ったが、
よくみると【特別エッセイ】となっている。
それなら、まぁいいかと納得しかけるが・・・
もしかしたら、解説を頼んだのに、あまりにも作品にふれていなかった為に、やむなく【エッセイ】という形にしたのかな?と邪推してみる。
ただ小説を読んでいる分には、宍戸錠全く関係ないもんな(笑)





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最終更新日  2003年05月31日 23時15分30秒
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