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カテゴリ: カテゴリ未分類
【世界の終わり】という名の雑貨店。
君が初めて店を訪れたのは、開いてから1年経った頃でした。
それから毎日のよう君はやってきましたが、僕達の間に会話は全くありませんでした。
その半年後、僕は店を閉めなければならなくなりました。
季節は秋から冬へと変わりつつありました。


さてさて、七生子さんをはじめ多くの方絶賛の“野ばらちゃん”です。

ディテールにこだわっても意味がない気がするので、やめておきます。
独特の世界、空気、温度を持っているなぁと感じました(得意の逃げ!)
あまり人の体温が感じられない、といいますか。


正直いって、出てくるブランドは全~~くわかりませんし、
描きたいもの、その精神を理解しているとはいえないでしょう。
(かろうじて表紙折り返しの“野ばらちゃん”本人の写真で、雰囲気を掴むくらいです。)
それでも感じるものはありました。

失踪の理由を明かす手紙。ええ、泣きましたとも。
それは立派に理由になるでしょう。とてもわかりやすい。
同時に、今の自分には伝えたい人はいないという事がはっきりとわかって悲しくなりました(涙)

【狡猾さ】という誰もが持っているもの。
その使用により救われることも数多いし、なくてはならないものだと思う。
だがそれを当たり前に使いこなすうちに、全てを、一番大事なものを失うこともあるのだと。
でもそこを責めるのは厳しすぎます。


他には表題作の『ミシン』。(わかりにくくてすみません)

『ミシン』は設定そのものが、個人的に多少厳しいものがあった、ということもあってか、『世界~』ほどの衝撃はなかった。根本にあるものは同じだとは思いますが。“乙女とは何ぞや”とか“美意識”なんてものはよくわかりません、ごめんなさい、というのが正直なところです。あそこまで行くのなら、最後の結末は充分納得出来ます。あーあ、何か中途半端な感想だこと。

『ミシン』 嶽本野ばら 小学館(2000年11月初版第一刷発行)





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最終更新日  2003年12月31日 17時39分03秒
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