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神経科の医師・伊良部は言う。
「ストレスの原因を探るとか、それを排除する工夫を練るとか、そういうの、ぼくはやんないから」 (P11)
そして、愛想のまったくない看護婦・マユミ。



盥回しにされたような感じで、神経科へ。
伊良部の勧めというわけでもないが、運動不足解消に泳ぐことにした。
いざ、プールへ!体調はよくなっていくが・・・
『イン・ザ・プール』含む5作収録

ようやくここまで来た。
読み終えたのは『空中ブランコ』が直木賞の候補に挙がった時で、タイムリーだったのに。
(ご存知のように、受賞した『空中ブランコ』も本作と同じ【伊良部もの】。
 なお、この『イン・ザ・プール』も直木賞候補作。受賞は、乙川優三郎の『生きる』)

伊良部のもとへ来る人々はそれぞれ深刻である(本人にとってはもう間違いなく)。

(『いてもたっても』の強迫神経症とか。そうなる可能性はゼロではない!)
  本能のおもむくままの、伊良部。
とりあえず、何もしない。いや、注射はうつか(笑)
するとどんどんどんどん深みに嵌っていき・・・
  それでも本能のおもむくままの伊良部。
「あれ?この人が言うことも一理あるかも」 そして最終的にはどう転ぶ?


本当は名医なのか?どっちだかわからないところがいい。
ここまで【伊良部】って何回使っただろう?まぁ、それだけ濃いヤツだということで・・・

以前読んだ 『野球の国』 (エッセイ)で、創作の苦しみについて書かれていたが、伊良部話を生み出すのも相当な苦労があったのだろうか?「かなり楽しんで書いているんじゃない?」と思うけど・・・

そういえば、まだ『邪魔』と『最悪』読んでいなかった。


『イン・ザ・プール』 奥田英朗 文藝春秋 (平成14年5月第1刷)





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最終更新日  2005年01月12日 00時14分29秒
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