-唯一無二-

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2005年03月30日
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悠悟へ

悠悟、私達がさよならして二年が経ちます。
私は16歳だったあの頃に比べて少し大人になって、沢山の事を知って、大事なものも幾つ
か増えました。
だけどそれとともに沢山の事を忘れてしまいました。
貴方の声も、その一つです。

不器用な貴方がくれた沢山の言葉は私を生かした。
だけど悠悟、この世界は生き易くなかったよ。
貴方が消えてしまったのもそうゆう理由かな?


今の私はどこか空洞が消えなくて、心に虫食い穴が無数にあるの。

貴方が今ここに居たらきっと、いつかの様に私を怒ると思う。
「自分を大事にしろ」って。
居ないから大事にしてない訳じゃないよ。
でも貴方を守れなかった事は今でも悔しい。

私はきっといつまでも貴方を忘れないと思う。
それは丁度、私が「58」に執着するのと同じ。

引き摺ってるって言われたらそうなのかもしれない。
後ろ向きって言われても否定できない。

でもね、忘れる事が恐いんだ。
貴方の声を忘れた事でさえ、私を狂わせたから。


貴方が居なくなってしまった春が来る。
私は春に自分を置き去りにしてる。
いつか貴方を「過去」にする自分の存在が恐かったから。

香奈と貴方と心はずっと忘れないよ。
・・・・・・忘れたくないよ。





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Last updated  2005年03月30日 19時57分51秒
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