下り階段をかけのぼる。

May 21, 2002
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みんなよそ者を自分の国に入れたくないのよ。

それの対抗で出馬した人がKim Beasleyというおっさん(たしか民主党。逆だったかもしれん)。
選挙前の世論調査ではBeasley圧勝と言われていた。
が、実際はHowardの逆転勝利。

何故か。

当時(今でも)、インドネシアからのボート・ピープル(難民)が多く流れてきているのが問題になっていた。
毎日、外相(名前忘れた)がニュースに現れない日はないくらいだった。

オーストラリアはそんなに豊かな国ではない。
絶対的弱者が存在しなければ存在し得ない資本主義社会の中で、かろうじて利益のある側に立っている 国である。
難民に限らず、流れてくる外国人(特にアジア人)にはかなり冷たい。
彼らが仕事を取っていってしまう、と考えているから。金落としていく日本人観光客は大歓迎するが。
そんな国では、難民を援助するだけの金(=税金)もない。
ヘタすれば、本来オーストラリア国民がするはずだった仕事(=金)を難民が持ってく。
すなわち、 国にとって損にしかならない 。その辺は、どっかの平和ボケしたアホ国民と違って国民もよく心得ている。

さてもうお判りかと思うが、なぜHowardが再び首相になれたのか。
ギリギリになって彼は、「ボート・ピープルをオーストラリア国内に入国させない」という公約を掲げたのである。

・・・ま、そのあと実際どうなったのかは知らないんだけど。
国籍取っちゃえばそのあとの保護責任はその国が取らないといけないわけだからいいんだけど、そうでない限り赤の他人なんだから保護の対象外になるわけだな。


自分の羊なら必死に守るけど、人の羊は、極端な話適当におっぽり出しちゃってもいいわけなのよ(普通返すと思うけどね)。
知らない顔して自分のものにしようものなら、Aさんが返せって言ってくるのは当たり前だし。
おまえのところは羊をマトンにしてしまうけど、こっちなら毛を刈るだけだから、って言ってもいらんおせっかいだよなあ。

・・・羊の例え出したらワケ判んなくなってきた・・・。
こ、これでは強制送還賛成派になってしまうではないか(自爆)。





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Last updated  May 22, 2002 12:31:34 AM


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