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豪コーチ・アーノルド氏単独インタ(上)「日本戦の目標はドロー」
―現在の豪州代表での役割は?
「ピム(監督)のサポートだ。01年から代表の仕事をし、今のスタッフの中では誰よりも選手を理解している。日本サッカーの知識もある。日本対策も大切な役割だ。すでにDVD10枚以上の日本戦を分析し、横浜での試合までに完璧(かんぺき)にする」
―日本戦の展望は?
「我々には難しい試合になるだろう。ずばりドローだ。勝ち点1をものにできれば十分な成果といえるのではないか」
―全勝で首位なのに?
「内容的にも難しい試合が多く、前回の敵地バーレーン戦は後半ロスタイムまで負け試合だった。移動や気候的な問題は厳しい。ピッチ状態も劣悪なことも多い。我々はアジアでの戦いというものを手探りで学んでいる状況だ。ほかにも楽観視できない理由はある」
―それはいったい?
「準備期間が問題。メンバーの大半を占める欧州組の試合は2月7、8日に行われる。彼らが全員日本に到着するのは9日。10時間以上の長時間フライトの末、準備期間は1日しかない。日本相手にこれでは厳しい。横浜のスタジアムは満員になるという。メンタル面での追い風も日本にはある」
―最強メンバーで来日できるのか?
「前線に不安がある。マーク・ビドゥカ(ニューカッスル)はけががちで、現在はグロインペイン症候群に苦しんでいる。日本戦は間に合わない。(06年W杯とアジア杯の日本戦でゴールを決めた)アロイージ(シドニーFC)も体調の問題でダメだ。去年Aリーグに移籍したが、プレシーズンに準備ができなかった。それ以降、調子が一向に上がらず、ピム体制では代表には選ばれなくなった。日本の高原と同じ状況だ」
―中心になるのは誰?
「ティミー(エバートンMFケーヒル)が好調だ。彼の決定力は絶大で労力も惜しまない。ゴール前では常に最高の時間に、最高のポジショニングをしている。ドイツW杯で日本人は誰もが理解しただろう。途中出場の25分間で2点奪った。先日のリバプール戦でも点を決めた。ティミーとケネディ(カールスルーエの長身FW)が頼りになるだろう」
◆グラハム・ジェームズ・アーノルド 1963年8月3日、オーストラリア・シドニー生まれ。45歳。ベルギー、オランダなどでのプレーを経て、97年に広島入り。コーチ兼任でFWとして2季プレーし、28試合7得点。2001年に現役引退。06年7月にオーストラリア代表監督就任。07年に五輪代表兼代表コーチに就任。183センチ、82キロ。
(2009年1月22日06時02分 スポーツ報知)
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