
さて、立体構成が絡むことになる基本的な角形表現は、私的には「12角形」までという認識だが、中でもその美しさにおいて最も秀でた形は「10角形」だと感じる。
前回と前々回のブログでも、その「10角形」を立体的に表現した「立体十角形」を披露したが、今回は金色に塗布した光輝く作品を3つの角度から映した画像を公開することにした。
上の画像は、その『とと』と名付けた「立体十角形」を真横から、そして中の画像は斜めから撮影したものだ。
そもそも『とと』とは、つい最近になって私の脳裏に浮かんできた言葉である。すると時を経ずに、本屋の立ち読みで「天の恵みを地上に降ろして調える」という意味の日本の古語とわかり・・・そういえば「と」とは「十」とも解釈できるな・・・と思ったという経緯があった。
そこで、その『とと』という言葉が浮かんだ頃に制作を始めた今回の作品が、「天」に向かう上向きの「十角形」と「地」に向かう下向きの「十角形」が「ひとつ」に和合して調っている、言わば「天地和合」の造形というところから、これを『とと』と名付けた次第である。
既にブログでも何度か記したが、昭和57年(1982年)5月17日の未明に見た、「3と7」という数字が光って見えるという「覚醒夢」が、自称「真理探究」の始まりとしてきたわけだが、この「3と7」に2つの「と(十)」が関係していることが、不思議にも『とと』と名付けた作品をブログで紹介する5月17日の今朝分かったのである。
それは実に単純明快で・・・「3と7」の「と」と、「3と7」の合計数の「十」で、合わせて『とと』になる・・・という、まさしくゴロ合わせなのだが、当の本人にとっては・・・なるほど、奥が深い・・・となってくるわけだ。
加えて、遺伝子DNAのラセン構造の断面は「十角形」の形状である。ただ、ごく稀に11角形や9角形を断面に持つ例もあるそうだが、その生命は短命であり奇形の部類に属するとのことだ。
以上のことからも・・・この地球の《生命の象徴》は「十角形」である・・・と言っても過言ではないと思われる。
また、この地球に生きとし生ける生命は、その生命を健全に維持するため、「十角形」を活用してきたとも言えよう。
☆関連記事・2005年07月10日・「 10 」の不思議 ( DNAのラセン構造について )⇒ リンク

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