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2019年03月03日
「国東」と「国後」を結ぶ《 艮坤線 》
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昨年(2018年)の初冬、大分県国東市にある国東半島の「両子山(標高720.6m)」に、初めて登る機会があった。
この国東半島の「国東」の読みの「くにさき」の「さき」とは「先」に通じ、日本列島の中央からみて《 坤(ひつじさる・西南)》の地にあり、そして本日のタイトルにある「国後」とは、北海道は知床半島の東にある国後島(千島列島の最南に位置する)を意味し、その読みの「くなしり」の「後」ということで列島中央からみて《 艮(うしとら・東北)》の地にあると認識できる。
この「国東」と「国後」を結ぶ《 艮坤(ごんこん)線 》の両端を「国の後先」とする解釈により、昔から互いに縁の深い地名とされてきたようで、いつのころからか…この二つの地名が何かにつけ事ある毎に私の脳裏を過ぎるのであった。
以上のような経緯があって今回、その脳裏に燻っていた艮坤線の「坤」の場たる「国東」を体感すべく、国東半島の最高峰となる「両子山」に登ることになったのであった。
そこで冒頭の画像は、その両子山の山頂からみて艮(東北)方面を撮影したもので、この坤の場たる「国東」の両子山を起点とした艮坤線の先に「国後」があると思うと感慨深いものがある。
さて冒頭画像の瀬戸内海に浮かぶ横に細長い島は、九州では腰岳の「黒曜石」と並んで、同じく黒曜石の産地として有名な「姫島」(大分県東国東郡)である。
この姫島の東部(画像では左側)にある「観音崎」で採取された黒曜石は、その色合いが特徴的だとされている。というのも黒曜石は、その名が示す通り
前回の日記
で公開した腰岳産のように黒く光る石(下の画像の左側)が通常なのだが、姫島産のものは「乳白色」(下の画像の右側)が主流だからである。
ちなみに、前回日記で紹介した企画展『地下からよみがえる小郡』に展示されていた、山口市小郡の「長谷遺跡」から出土した縄文時代の「石匙(いしさじ)」は、姫島産の乳白色に輝く黒曜石であった。
この二種類の石器の原産地を訪れたことのある私にとって、この企画展に展示された縄文期の生活必需品には、地元ということもあり強く魅了され、また往時の海運による黒曜石の流通経路に想いを馳せるのであった。
さて下の画像は、冒頭画像と同じく「両子山」の山頂から、瀬戸内海を挟んで北北西方位の山口県域を映したものだ。画像中心部の海上に、まるで浮かんでいるかのように見える白い点は、山口市阿知須にある「きららドーム」(山口きらら博記念公園の多目的ドーム)である。
☆関連記事・・・
「由布岳」と「山口の県央部」を結ぶ《南北軸》を観る
この「きららドーム」の少し右奥には、上述の黒曜石製の石器が出土した「長谷遺跡」のある山口市小郡地区、そして同ドームの少し左側の沿岸部には、今から約9,000年前の縄文前期から古代人の生活が営まれてきたとされる「月崎遺跡」がある。
☆関連記事・・・
「日の山」の麓にある縄文遺跡
この「月崎遺跡」は、出土した「黒曜石製石鏃(約8割が
姫島産)
」の割合が、山口県内の他の縄文遺跡と比較して異常に高いことや
原石・剥片などの出土状況から
、石器類の生産・配給の拠点であったと考えられている。
この国東半島の中央たる「両子山」の山頂は、360度の大展望が広がっており、とりわけ私のなかで心を惹かれた景色は、上の画像の遠方に並んで映る「由布岳(右側・標高 1,583m)と「鶴見岳(左側・標高 1,375m)」であった。
この二並びの山岳の、特に豊後富士とも謳われる「由布岳」に関しては、この日記では何度も取り上げてきたわけだが、この角度から見る御山の姿は初めてだったということもあり、しばし時間を忘れて眺めていたことを思い出す。
☆関連記事・・・
「由布岳」登山の回想
以上の経緯で「国東」と「国後」を結ぶ《 艮坤線 》に関して、旧石器~縄文文化の華たる「黒曜石製の石器」を愛でつつ記してきたわけだが、その後になって上記の《 艮坤線 》の両端が、さらに伸びることになるのであった。
この「占守島」では、太平洋戦争の終戦直後、ある計略から当時の日本軍とソ連軍との戦闘(
占守島の戦い
)が繰り広げられ、結果として同島はもちろん北方四島を含む千島列島全域が奪い取られたのであった。
もし「
占守島の戦い
」がなければ、「北海道」は占領されていた可能性を指摘する識者は多く、この《 艮坤線 》の「艮(東北)」の先を慮るとき、いわゆる「北方領土問題」の根の深さを感じたところである。
そして、もう一方の《 艮坤線 》の「坤(西南)」の先には、まずは後日になって地図上に線引きして訪れることになった熊本の天草があった。その天草諸島を車で巡るなかで最後に辿り着いたのが、天草下島の天草市牛深にある「下須島」の西南端の波止場であった。
そして、さらにその「坤(西南)」の先には、近年になって浮上してきた〔 尖閣諸島 〕の問題が、言わば「南方領土問題」として大きく横たわっている・・・。
日本列島を託された日本という国家を、今後も安寧に維持していくための国防・・・この日本の国土をいかに防衛していくか・・・について、日本国民ひとり一人が真剣に考える時節を迎えたと感じる今日この頃である。
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最終更新日 2019年03月03日 15時00分13秒
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