真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2020年03月07日
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実は、この御山への登拝が決定するまでに紆余曲折があったのだが、最後の決め手となったのは、前回の日記でも紹介した以下の書籍であった。

※参考書籍・・・​ 書名『出雲王国とヤマト政権』 富士林雅樹 著 大元出版(2019年 初版) ​

そこで冒頭の画像は、下の画像の由来書にある風土記や延喜式に記載の古社「久奈子神社」(出雲市古志町)を参拝した折、当社の前庭より北方に連なる北山山地のほぼ全体像を撮影したものだ。ちなみに最高峰の「鼻高山」は、山並み全体の中央部で台形状に高くなっている山岳の頂である。



ここで以下、上記の参考書籍に記された「鼻高山」に関する文章を抜粋しておく。


・・・クナトノ大神の御子・サルタ彦大神は、もともとはゾウ神であったので「鼻高彦(はなたかひこ)」とも呼ばれた。そのサルタ彦大神の宿る神名備山は、島根西部の北山山地の最高峰・鼻高山であった。

ドラビダ語では、象の鼻のように突き出たものを「サルタ」と呼ぶ。古代人は、この一段高い山の姿に、サルタ彦大神を重ねて見たのであろう。

神戸川の南の古志町の丘は、鼻高山の遥拝地であった。その地には、のちに神社が建てられた。鼻高山はクナトノ大神の御子神であるので、その社は「久奈子(くなこ)神社」と名付けられた。・・・






そして、いよいよ「冬の終わり(春の始まり)」である2月20日午前10時過ぎに、鼻高山の登山口となる「天王山キャンプ場」に到着。車を停め準備を整えて登山を開始した。

そこで上の画像は、駐車場の近くにあった「スサノオの腰掛岩」という貫禄あふれる磐座を撮影したものである。



上の画像は、鼻高山に登る登山道を映したものだ。画像のように道も狭く、途中に鹿避けの柵が2ヵ所あったりして、標高は高くないが、なかなかハードな道程であった。



当日は晴れていたが、一昨日からの雪で、道中には此処かしこに残雪があった。そこで、陽光を浴びたシダが、久しぶりに降った雪を喜んでいる風情を映した画像が上である。



また冬枯れの林の中、苔生す小石に白い雪が映える景色を撮影した画像が上である。



いよいよ山頂が近くなり、最後の尾根道に差し掛かったところで出会った、まるで龍顔のような風情の岩塊を映した画像が上だ。さあ、残すは最後の登りである。



2020年2月20日、鼻高山の山頂に到着したのは、ちょうど正午であった。山頂部では陽光に照らされた残雪が眩しく輝いていた。

頂上では、何度も重ねてきた出雲行脚の末に、ようやくこの地に辿り着くことのできた喜びを、感慨深く噛み締めるのであった。

以下に並べた画像は、その山頂から南麓の出雲平野を挟んだ遠方の景色を、西方から東方に向かって撮影したものである。



手前に見える川筋は、出雲平野を東に還流し「宍道湖」に注ぐ一級河川の「斐伊川」だ。そして、画像のほぼ中央に、雲すれすれに微かに映っているのが、雪を被った伯耆富士「大山(だいせん)」である。







そして、画像の右側に日本海を控え出雲平野を挟んだ遠方に、とりわけ大きくて優美な山容を見せているのが、島根県のほぼ中央部にある火山性の独立峰「三瓶山(さんべさん)」だ。





そして、画像中央の山並みの遠方にあって、日本海の水平線上に見える山岳の頂が、出雲西部の北山山地において、おそらく最も有名な「弥山(みせん/標高 506m)」である。


最後に下の画像は、鼻高山の東北の「十六島(うっぷるい)」という地名にある半島を映したものだ。

その十六島の特産品に「十六島海苔(うっぷるいのり)」がある。この海苔は、島根県出雲市十六島(うっぷるい)周辺で採取される海苔のことで、とても美味しいということを知り、今回初めて現地で食べてみることにした。

この海苔が入った味噌汁が美味いということで、定食に付く味噌汁を十六島海苔入りの味噌汁に変えてもらい食してみた。味噌汁の蓋を開けた瞬間、香る十六島海苔は、海の香りと共に私の食欲を搔き立たせた。

”これは美味い!うわさ通りだ”ということで、その足で出雲では此処でしか扱っていないという十六島海苔の専門店に行き、試食かたがたお土産を調達した次第。








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最終更新日  2020年03月07日 10時07分10秒


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