真理探究と歴史探訪

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2023年10月23日
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「ダビデ章」の”ズレ”を直して、”正しく”組み替えたものが「エフライム章」・・・という文章を引用した。

それでは、なぜ
「ダビデ章」が”ズレ”ていて 「エフライム章」 が”正しい”のか、それを今回は ”動態的な立体幾何”に基づく独自の見識で、その解釈を試みてみることにしたい。


まず冒頭画像の図形は、前回の日記でも取り上げた 「エフライム章」である。実はかねてより私には、この図形は、同じ大きさの二つの正四面体をバランスよく組み合わせた形状(星型8面体)を、”ある角度”から見た形象に観えていた。

そこで、”綿棒工作”により拡大解釈して制作(具体的には二本の綿棒を繋いで一辺の長さとする構成の仕方)した「 星型8面体 」を、上記の ”ある角度”から撮影した画像が下である。

この 上と下の図形を見比べてもらえば分かるように、三角形に多少の歪みがあるとしても、双方の図形が”瓜二つ”の形象に見えることは一目瞭然であろう。



実はこの「星型8面体」は、全体的な形態としては「正6面体(サイコロ型)」の形状であり、さらに別の角度から見ると、下の画像のように”6芒星”の「ダビデ章」にも見えるので、この一つの立体構造(星型8面体)には、 「エフライム章」と 「ダビデ章」と、二種類の〔ユダヤの紋章〕を見出すことができる。



それでは、なぜ 「エフライム章」が”正しい”形象で、 「ダビデ章」が”ズレ”ている形象なのかといえば、それはこの二種類の紋章を孕む「星型8面体」の、〔動的回転〕を前提とした”【軸】の立て方”による区別なのではないかと、今の私は考えている。





特に下の画像では、構造の中心を【回転軸】が貫く「星型8面体」の全体像を、明確に把握することができるであろう。

この上下の画像に映る「星型8面体」という構造は、ここに”中心軸”(回転軸)が立つことで、おそらくこの構造を全体として有効に活用できる、つまり全部で8つある頂点をすべて自由に活かせることから、

ところが「ダビデ章」は、”6芒星”の上下の頂点を貫いて【軸】とする、つまり立体的には「星型8面体」の8つの頂点のうち2つの頂点を利用して【軸】とするために、構造としては残りの6つの頂点しか活かせないことから、このような「ダビデ章」の”軸立て”では、〔平面〕でも〔立体〕でも大きく”ズレ”が生じることから、それゆえに別の表現では「外道」ということになるのであろう。



以上が ”動態的な立体幾何”に基づき洞察を試みた、 「エフライム章」と 「ダビデ章」の区別に関する 私なりの 解釈である。

そして、いよいよ次回の日記では、末尾画像の 地図に描いた 《千ヶ峰トライアングル》と 「エフライム章」が統合した図形の、その”真ん中”に見出せた二つの聖地(舟木石神座・伊勢ノ森)を紹介しよう。

つづく






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最終更新日  2023年10月23日 22時49分40秒


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