
前回の日記
で公開した「準正32面体」の軸線構成が完成した後、また直ぐに制作に取り掛かることになった造形があった。
その造形とは、いわゆる”神聖幾何学”という分野で有名な「フラワー・オブ・ライフ」という〈2次元の平面図形〉を、私なりの解釈により〈3次元の立体構造〉へ”次元転換”を試みた作品である。
そこで本日の日記の冒頭と末尾の画像は、それぞれ異なる角度で”ひとつ”の造形を撮影したものだ。
☆関連記事 ⇒ [ 究極の構造 ](あの「フラワー・オブ・ライフ」の原型かもね)
実は前回記事で取り上げた作品と同様、本日公開した作品も手元に無かったことから、近々”複製”しようと思っていた。ここで思い返すと、この「フラワーオブライフ」の”立体版”と感じた作品を初めて制作したのは、その経緯等を”2005年7月7日”が記載年月日となる上の関連記事に書いたように、〔2005年3月〕であった。
これまで当日記の 紹介記事
や私の運営するYouTube(たまのをチャンネル)等で、この「フラワーオブライフ(立体版)」を 様々な角度から撮影した画像や解説
、その制作方法を紹介した動画(以下の関連動画)を配信してきたこともあり、徐々にだが巷に浸透しつつある気配を感じている。
◎関連動画・・・ 〈 綿棒工作 〉…No.8「フラワーオブライフ」
(配信…2021年1月~)
手前味噌ではあるが、上にリンクした関連動画に基づく制作方法であれば、制作過程において構成した造形の「接合部」がズレたり外れたりすることもなく、完成後には”美しい”造形表現になるであろう。

さて上の画像に映る造形は、計36本の”綿棒”で構成した「準正14面体」の軸線構成で、上にリンクした 関連動画
でも解説しているが、「フラワーオブライフ(立体版)」の構成単位となっている。
また別の捉え方としては、冒頭画像の造形と上掲画像の造形を見比べると分かるように、この二つの造形は全体として「相似」(形は同じで大きさだけが違う)の関係にあることも興味深いところだ。
ところで、この冒頭と末尾に映る造形の制作(複製)を後押しする”あるキッカケ”があった。
それは前回日記で公開した造形が完成した頃、ある真言宗の僧侶と面会する機会があり、その会談の最中に何故か自身の脳裏に、『空海』が唐から招来した「金剛界曼荼羅」と「胎蔵界曼荼羅」という陰陽二種類の平面曼荼羅(両界曼荼羅)が、立体的かつ動態的に統合した一つの【立体曼荼羅
】
として視えたことである。
ここで、その一つの立体的な「両界曼荼羅」の分かりやすい解説を試みるため、まずは冒頭画像に映る造形を注視してみよう。
つまり
「フラワーオブライフ(立体版)」 を撮影した冒頭画像の角度から見て、上記の2種類の「両界曼荼羅」を“ひとつ”の立体構造として俯瞰できたわけだが、まず造形の中央部にある四角形を中心とする九マスの方陣模様が「金剛界曼荼羅」の図象に、そして造形の中心点から八方に展開し、かつ中心点へ集約する世界が「胎蔵界曼荼羅」
の図象
に見立てられると、真言宗の僧侶と語らう過程で会得したということだ。
もちろん私的な洞察ということで、その真相云々は何とも言えないのだが、当日記には“覚書”ということで記しておきたい。
そもそも一般的な解説として「曼荼羅(まんだら)」とは…「宇宙の真理」を図示したもの…ということである。
自身の「真理探究」の道が深まるなかで、おそらくこの
「フラワーオブライフ(立体版)」は 全ての生命の内奥に遍満する『普遍的原理』に関連し、その深淵な“響き合い”は共振・共鳴現象として、この地球規模の転換期において社会全体に浸透しつつあるのではないかと感じている。

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