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昭和の中期、まだ プライバシー という単語が
常用されてない頃、寒い季節はまだしも
家の戸は、明け払った生活をしていました。
だから、なのでその家の内情は、みんな近所の人に
知れ渡っていたのです。
大きな声を張り上げても その本人には
恥ずかしいなんて意識は皆無で、
又、近所の人も、その声がしないと
(どうしたのだろう?)と耳を
疑ったりもしたのです。
戸を開け払った部屋が まるで舞台のように
言い争う夫婦、その内容はけっこう可笑しかったのです。
もう一つ存在しなかった ストレス という単語
当時は、悩み 不安 蟠り なんて言っていたのかも
しれないですけれど。
明け透けの家で、大声を発していた人は
ストレス解消できていたのでしょうね きっと。
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