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2010.06.13
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カテゴリ: 亡母のこと




金襴緞子(きんらんどんす)の
帯しめながら
花嫁御寮はなぜ泣くのだろう

文金島田に
髪結いながら
花嫁御寮はなぜ泣くのだろう

あねさんごっこの
花嫁人形は
赤い鹿の子の 振袖着てる

泣けば鹿の子の
たもとがきれる
涙で鹿の子の 赤い紅にじむ

泣くに泣かれぬ
花嫁人形は
赤い鹿の子の 千代紙衣裳


現代でこそ見合い結婚の場合、ある程度相手の顔や人柄を理解してこそ、結婚に踏み切れる訳ですが、

それよりも昔は旦那になる人の顔も知らず、或いは悪い噂を耳にしていても嫁することを強いられました。

嫁入りまではめそめそしていたでしょうけれど、一旦、自分の新しい境遇を知ってからと言うものは、

亡くなった我が母も含めて、女性のしなやかで忍耐強い、良い意味での”したたかさ”に男として脱帽してしまいます。








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Last updated  2010.06.13 08:43:38
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