しぐれ茶屋おりくの部屋

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やすじ2004 @ Re:『窯変雑記』(富本憲吉)から(02/09) こんばんは!! 春の訪れを感じつつも、寒…
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2024.11.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類

久しぶりのお湿り。庭に出てみると、先ずは樹
齢60年の老桜が散りばめた落葉明りが目に留ま
ります。

赤く身を焦がしたものもあれば、黄色のまま地面
に臥すものもあり、
また虫に食われ所どころ穴空きの哀れなものもあ
ります。

それらは古来より累々と続く死者の姿のようであ
り、人間界の縮図にも見えてしまいます。

真っ赤に燃え尽きた葉は幸せ。あやかりたいもの
です。

背高のっぽの茗荷は全身すっかり黄色に覆われ横
たわる始末、
酔芙蓉は黒ずんだ花屑を先端に残したまま強まる
寒さに抗っています。

盛りを過ぎて40数株に減った石蕗の花明りも何
処か侘しさを漂わせています。


柿の木は何故あんなに上を目指すのでしょう、幾
条かの幹が迷う事なく空に向かって伸びきってい
ます。


樹下に積むのは真紅、朱色に染めつくした大きな
流線型の落葉。
天狗が持ち歩くような大葉をそぞろ剥いで行くの
は青桐。


蘇芳もまた門先の石段に夜毎日ごと葉とマメ科の
ようなタネを落として行きます。
これらの枯葉落葉はいつも家内が整頓してくれて
いるものの、


週2回の朝のゴミの持ち出しには、前夜に落ちた
新イ仏の葉を掃き寄てせから・・・。






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Last updated  2024.11.28 08:02:44
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