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2026.08.08
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中川弘文著『小倉百人一首と古川柳』によれば、
クスッと笑いが込み上がってきます。

 鶯も蛙も鳴かぬ小倉山

『古今集』の仮名序に、やまと歌は、人の心をたね
として…略・・・花になくうぐひす、

水にすむかはづの声をきけば・・・>とあるのに、

百人一首には、鶯の歌も蛙の歌が一首も無いと揶揄
しています。

 <秋の田のかりほの庵の苫をあらみ
      わが衣手は露にぬれつつ  天智天皇 

庶民の生活を気遣われた天皇の御歌から

 百人のかつゑぬやうに詠みはじめ


 <春すぎて夏来にけらし白妙の
      衣ほすてふ天の香具山   持統天皇

お二人の和歌を参考に詠んだ川柳が

 干すは夏ぬれるは秋の御製なり

では

 花の色はうつり替りて卒塔婆なり

と川柳が皮肉ったのは

 <花の色はうつりにけりないたづらに
    わが身よにふるながめせしまに 小野小町

昔の人は教養が深かったゆえ、このように詠めたの
でしょう。





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Last updated  2026.08.08 09:08:40
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