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2026.09.21
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〇 ​​ 秋の気配が日増しに濃厚になるにつれ、落ち着
きを 取り戻して来た感が致します。

秋を彩るものは多々ありますが、一番ポピュラー
なも
のは所謂「秋の七草」。

七種類の名前を覚える方法を思いついてから、す
らす
ら言えるようになりました。

「お好きな服は?」→女郎花、薄、桔梗、撫子、
藤袴、
葛、萩。

 源氏物語の手習いの巻には、<垣根のあたりに
植ゑて
あります撫子もおもしろく、

女郎花、桔梗なども咲き
初めてゐるのでしたが、
色々の狩衣姿の若い男共を
大勢連れて、・・・>

と書かれていたり、みのりの巻には紫の上の御歌

  おくと見る程ぞはかなきともすれば
      かぜにみだるゝ萩のうはつゆ

また桐壺の巻では桐壺帝の

  宮城野の露ふき結ぶ風のおとに
      小萩がもとをおもひこそやれ

やどりぎの巻では中の君の

  秋はつる野辺のけしきもしのすゝき
      ほのめく風につけてこそ知れ

夕霧の巻では一条御息所の

  女郎花しをるゝ野辺をいづことて
      ひと夜ばかりのやどをかりけん


あげまきの巻の中宮大夫の

  見し人もなき山里の岩がきに
      こゝろながくもはへる葛かな


そして藤袴の巻には夕霧の

  おなじ野のつゆにやつるゝ藤袴
      あはれはかけよかごとばかりも

などの歌が添えられてあります。少しは雅の世界
に
浸っていただけましたか?







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Last updated  2026.09.21 06:55:16
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