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January 29, 2025
カテゴリ： 国際報道
気象庁が発表する「短期予報解説資料」によりますと、29日（水）は日本海にある上空5220m付近の-39℃以下の寒気を伴った、気温の低い低気圧“寒冷渦”が午後にかけて日本の東へ進むことで、西高東低の冬型の気圧配置となるとみられています。
【大雪・雨のシミュレーション・最新更新】 また、その後31日（金）にかけても日本付近では冬型の気圧配置が続き、西〜北日本には上空1500m付近-9℃以下の寒気が流入し、降雪が強まり、大雪となる所がある見込みです。 このため気象庁は、西日本では29日、東〜北日本では31日にかけて、大雪や着雪、なだれに注意するよう呼び掛けています。 また、29日朝までに「JPCZ」とも呼ばれる日本海寒帯気団収束帯（いわゆる“線状降雪帯”のようなもの）が形成され、31日にかけて北陸地方へ向かうとみられており、さらに29日夜までに、地上のシアーライン（前線のようなもの）が日本海北部〜北海道地方にのびて、31日にかけて、ゆっくり南下するとみられています。 「JPCZ」や「シアーライン」の周辺では雪雲が発達し、降雪量が増えるおそれがあることや、大気の状態が非常に不安定となる所がある見込みで、西日本では30日にかけて、東〜北日本では31日にかけて、落雷や突風、降ひょうに注意が必要で、局地的には竜巻などの激しい突風にも注意するようにとしています。
※【大雪・雨のシミュレーション】・【寒気の動きのシミュレーション（6時間毎）】は、関連リンクからご覧いただけます。
■来週は今季最強の“立春寒波”襲来か… 「週間寒気予想」は また、来週2月3日からは今季最強の“立春寒波”の襲来が予想されています。（株）吉田産業海洋気象事業部の「週間寒気予想」をみてみると、3日〜5日にかけて上空5000m付近には大雪になりやすい目安の1つでもある-36℃以下の強烈な寒気が日本の広い範囲を包み込む様子がみてとれます。 気象庁の「週間天気予報解説資料」をみても、3⽇は低気圧が⽇本の東を発達しながら北東に進み、⽇本付近は冬型の気圧配置となり、その後の4⽇〜5⽇にかけては、冬型の気圧配置が強まることが予想されています。
最終更新:1/29(水) 19:06 ＡＴＶ青森テレビ
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