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隆盛の帝王

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September 24, 2025
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カテゴリ: 国際報道



ジェイムズ・ランデイル外交担当編集委員(米ニューヨーク)
ドナルド・トランプ米大統領の23日の国連演説は、彼の世界観やイデオロギーを非常に生々しく示すものだった。
彼の支持者にとっては、「純粋なトランプ主義」と映るだろうし、彼の批判者にとっては、「たがが外れたトランプ主義」と映るだろう。
トランプ氏はほぼ1時間にわたり、世界の諸問題について語り、自分の敵とその考えを一つずつ取り上げ攻撃していった。ただ、まずは自国について語り、アメリカと自分自身を称賛した。アメリカは黄金時代を生きているとし、自分は七つの戦争を終結させたという、異論多数の主張をここでも繰り返した。これはノーベル平和賞に値する功績だと、トランプ氏は訴えている。
トランプ氏はこの後、国連批判を展開した。自分が進める平和構築に、国連は役立っていないと主張。国連には潜在的に大きな可能性があるものの、それを生かしていないとして、国連の存在意義を疑問視した。そして、国連は強い言葉を使った声明を書くだけで、その後の面倒はみないと非難。空虚な言葉が戦争を終わらせることはないとした。
トランプ氏はまた、アメリカへの入国を希望する亡命希望者を支援したとして、国連を攻撃。「国連は侵入を阻止すべきであり、それを生んだり、資金提供したりすべきではない」と述べた。さらには、エスカレーターとテレプロンプターの故障で、自分の訪問と演説が妨害されたと、国連にかみついた。
一面では、彼の主張には理がある。多くのアナリストは、最近の紛争解決における国連の有効性を疑問視しているし、特に安全保障理事会のこう着や、官僚機構としての動きの鈍さは問題だと指摘している。
ただ、別の面では、トランプ氏自らが、国連の有効性欠如の原因と症状になっている。なぜならトランプ氏は、世界的な危機の解決には、国連のような多国間の機関を使うのではなく、自分たち権力者たちが集まって取引するのが最善と考えているからだ。トランプ政権のアメリカは、国連への資金拠出の大半を取りやめている。そのために国連は、世界中の人道支援活動を削減せざるを得なくなっている。

「ヨーロッパは深刻な問題を抱えている。不法外国人の勢力によって、かつてなかったほどの侵略されている。(中略)移民と、エネルギーに関して自分の首を絞めるような考えが、西欧の死をもたらすだろう」 トランプ氏はさらに、気候変動は「世界に仕掛けられた最大の詐欺」だと発言。これには会議場のあちこちから、ハッと息をのむ音が聞こえた。
続けてトランプ氏は、化石燃料に比べて高額なエネルギーのコストでヨーロッパ諸国は苦しんでいると主張。とりわけイギリス政府が北海油田に追加課税をしていると批判し、次のように述べた。
「グリーンエネルギー詐欺から抜け出さなければ、あなたの国は失敗する」 「私はヨーロッパを愛している。ヨーロッパの人々を愛している。それがエネルギーと移民によって荒廃していくのを見たくない。この二つの尾をもつ怪物は、行く先々ですべてを破壊する。(中略)あなた方は、政治的に正しくあろうとして、自分たちの伝統を破壊している」 この最後の点は注目に値する。これは、トランプ氏が先週、国賓訪英した際に、「英語圏」の価値観を守ることの重要性について語ったことと呼応する。

■国連で疑わしい主張をしても…… トランプ氏のヨーロッパ批判には、文化に絡めた側面がある。ユダヤ教とキリスト教の双方に由来する欧州の伝統が、無軌道な移民によって脅かされているとする、彼の考えが表れている。自分たちの宗教色を鮮明にする政権のリーダーだけのことはある。トランプ氏は国連で、「宗教の自由を守ろうではないか」と呼びかけた。「これには、現在の地球上で最も迫害されている宗教も含まれる。キリスト教だ」。
具体的な政策についての発言をみると、最も内容のある警告となったのは、ロシアによるウクライナに対する戦争に関するものだった。トランプ氏は、プーチン氏が紛争の終結を拒んでいることは、「ロシアの印象を悪くしている」と述べた。また、アメリカは流血を終わらせるため、「非常に強力な関税を課す」用意があるとした。さらに、ロシア産エネルギーを買っている欧州の国があると、つい2週間前に初めて知ったのだとして、欧州諸国はそのようなまねをやめる必要があると主張した。
ただ実際には、ロシア産石油を実質的に購入しているヨーロッパの国は、ハンガリーとスロヴァキアだけだ。外交関係者らによると、ロシア産の安価なエネルギーを大量購入し、そのことをトランプ氏が指摘しているインドと中国に対し、2次制裁を科さなくて済むよう、トランプ氏はこれを隠れみのにしているという。
もしかすると演説より重要だったのは、演説の少し後にトランプ氏がした、ソーシャルメディアへの投稿だ。その中で彼は、ウクライナが領土すべて取り戻す立場にあると、初めて主張した。
トランプ氏はロシアを「張り子のトラ」だと呼び、「真の軍事大国」ではないと切り捨てた。このことは、自分の国が世界的な大国ではないと言われることに敏感なプーチン氏を傷つけるだろう。外交関係者らによると、トランプ氏はロシアに以前より批判的になろうとしており、今回の発言はその最新のあらわれなのだという。
だが、トランプ氏の言葉は、常に割り引いて扱うべきだ。彼は、国連でゼレンスキー氏と会談した直後で、楽観的になっていた。
それに彼は、ウクライナが欧州連合(EU)とNATOの支援で領土を取り戻せると述べたが、アメリカの関与については触れなかった。ここ数年のあらゆることが示すように、ウクライナでの戦争はゆっくりとした消耗戦だ。そして、アメリカの大規模な軍事支援なしに、ウクライナがロシアから領土を奪還することはあり得ない。
結局のところ、国連総会のトランプ氏は、混じり気のないトランプ100%だった。アメリカと国民国家を擁護し、多国間主義とグローバリズムを攻撃し、疑わしい主張を次々と思うがまま口にしていった。

「私はこういうのが本当に上手なんだ」。彼は各国首脳に向けて言った。「あなたたちの国は地獄に落ちる」。
(英語記事 Six years ago Trump's UN audience laughed, this year they were silent) (c) BBC News
最終更新:9/24(水) 16:28 BBC News





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Last updated  September 24, 2025 07:43:52 PM
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