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2017年07月30日
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「ちょっと心を自分に集めてみよっか?」
「夏にどのくらい自分に目を向けるかで秋からが変わるよ」

先週はよくそんな話をしていて
自分もそんな時間が大切だなと思っていたんですが
今朝の新聞に心療内科医の海原純子先生の素敵なコラムが載ってて
ほんとその通りだなと感じます。

【心を静めるひとときを】

夏野菜をあれこれお鍋に入れ、
冷蔵庫にあるちょっと残ったトリ肉なども加えて


煮込んでいる間は濁った状態が続くが
火を止めてしばらくたつと
しんと静まった雰囲気になり、上澄みが透明になる。

この「しん」とした感じがいいなあと思う。

夏場冷やしていただくと、すっきりする寒天ゼリーも、
私は寒天を均一に融かすのに泡立て器を使うのだが

熱を加えて融かしている時間は表面がブクブクとして
どうなるだろうかと思っていても
しばらく平らな場所に置いておくと
「しん」とした感じになり透んだゼリーが出来上がる。

途中どんなに濁っても泡立っても

おいしいものができると思っている。

もっともこれは私の個人的な見解だから
料理の専門家からは違うと言われるかもしれない。

ただ、私の専門分野からいえば「しん」という瞬間
心が「しん」と静まる時間はとても大事である。


心が静まるそのひとときで自分を取り戻すことができる。

問題はどうやってその「しん」というひとときを
手に入れることができるか、ということだ。

そんなことを考えていた時、「しん」とするひとときは
ちょっとした工夫でさほど難なく手に入れることができる
ということに気がついた。

例えば、そこにいくとあれこれ考えず
心が洗われるような場所がある。

心地よい風が吹き抜ける高原もそうだし
私は観光客が少ない静かな海辺で心がしんと静かになる。

いやわざわざ遠くに出かけなくても
仕事帰りにビルの谷間にある緑に囲まれた
ごく小さな空間でベンチに腰かけて空を見上げても
心がしんとなるひとときは手に入る。

更に、心をしんとさせる習慣をつけると
雑踏や喧騒の中でそれに巻き込まれず
心を泡立てず過ごせるようになる。

また、はっきりしているのは
夏野菜スープや寒天ゼリーがしんと静まるのと同様に
心も外側からいくら「静まれ」と働きかけても静まらない
ということだ。

外側からは余計な手を出さず
そのもの自体が静まっていくのを邪魔しないということが大切なのだ。

心も「平静にしなくては」「冷静にならなくては」と
必死になっている間はそうならない。

「〜しなくては」という思考をすっと手放せる場に
まずは自分を置いてみるのが一番だ。

それには夏休みは絶好の機会である。
自然を感じられる場所でひとときを過ごしていただきたいと思う。

目を閉じてセミの声をききながら
風や陽の光を肌で感じているなかで
心がしん、となっていくのがわかるはずだ。

それを覚えておくと、ストレスの多い社会の中で
心の疲れを回復することがある。

外からの刺激で遊ばせてもらうことが多くなった夏休みだが
1日ぐらいは自分の心の静けさを味わうひとことをもちたいと思う。





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最終更新日  2017年07月31日 08時02分36秒
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