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2013年04月07日
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カテゴリ: 心の道
過去を引きずらないために

思い出深い家も

解体され新たな建物が建っても

見に行かなかった

父のときも自分のときも

社長室の額も本棚も

管財人にすべて捨ててもらった

1度読んだ本の中身だけは

不思議と文章に出て来る



記憶に残っている

お金や物はあの世に持っていけないと言うが

心の中のものは持ってゆける

忘れていることもいつか思い出す

閻魔さんの前では全部思い出すと言う

執着を残さないようにとお釈迦さんが言ったというが、肉体から魂が出てゆくとき・幽体離脱・死のときに執着が有れば四次元・幽界に残ってしまい、あの世に・成仏できないと言われている。人智を尽くして人智を超える道の中で人事を尽くして悔いの残らない生き方をしていれば、後を神仏にお任せする心境に成っておくことができるだろう。過去を引きずらないために、そのことが気に成って、父の会社の倒産で人の手に渡った、思い出深い自分の育った家が解体されて新たな建物が建ったときも見に行くことはなかった。自分の会社の倒産のときも、社長室に有った貴重な額や本棚、机、サイドボードのすべてを破産管財人に捨ててもらった。今ではあのときの空虚な姥捨て山にいるようなところから這い上がって来たように思う。すべての本を捨ててしまったはずだったが1度しか読んでいない何気なく読んだものが、その中身だけが文章を書き始めると不思議と出てくることに気が付いた。死ぬことを恐れて求めた本や宗教書の中身も必要なときに出てくるのは何故だろうと思う。意識にインプットされたものが記憶に残って魂の意識の蔵に入ると言う玄奘三蔵の唯識を奈良薬師寺に学んできたことの意味はそのことだろう。お金や物はあの世に持ってゆけないというのも、心・魂の中にあるもの以外の物質は死と共にこの世に置いてゆかなければ成らないということ、逆に思い出だけは持って行けることだろう。忘れてしまったこともいつか思い出すもので、そのことを肝に銘じて今を生きることが大切なのだろう。出来れば閻魔さんの前で人生のすべてを走馬灯のように思い出すまでに、今、目の前のことを先で悔いの残らないように、人智を尽くして自分を修正浄化しながら、機嫌良く明るく歩みたいと思っている。


                                           2013年4月7日

                                                       琢






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最終更新日  2013年04月07日 07時28分28秒
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