毎日が異文化コミュニケーション?
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なんて、神妙なタイトルですが・・・実はこの夏、以前住んでいたカリフォルニア南部の街でやりたい放題!遊びたい放題!の長期休暇を過ごしていた息子と私。ですが、その間、日本では、とんでもない出来事が起こっていたのでありました。我々がアメリカに着いたその日の夜・・・主人から・・・義母が、くも膜下出血で意識不明の重体・・・・もう助からないかもしれない・・・という内容の電話がありました。頭をハンマーで殴られたような衝撃に襲われました。なんで???健康管理・栄養管理を誰よりも厳しく生活してきた義母がなぜ???ここから数日間、グルグルぐるぐるといろいろな事が頭をよぎり・・・最悪の事態が頭から離れない私。なんでそんな時にアメリカにいるんだ?私は・・・責めても義母が良くなるわけでもないのですが、さすがに参りました。ただ、幸いにも、日を追うごとに良くなっていってる義母の様子が伺えるようになってそれからやっとアメリカ滞在が満喫できるようになりました。くも膜下出血で後遺症も残らず、以前と同じ状態で生活できる確率はほんの数パセントなのだとか・・・・そういえば、従姉が若くして、くも膜下出血で亡くなってる・・・ご近所でも、後遺症で苦しんでいる方がたくさんいる・・・アメリカから帰って、入院していたころの義母の様子を聞いても目の前にいる義母は、以前と全くかわらない元気な義母でいてくれているので私も息子も何を言われても全く想像することができず・・・ただただ、本当に元気でいてくれたことに感謝するのでありました。これを機に、主人もやっと自分の親の事を真剣に考えるようになってくれました。義理の弟も、まめに電話をくれるようになったようです。本当に以前のこの兄弟はホッタラカシ!でしたから・・・義弟なんて一年以上何の音沙汰もなかったり・・・主人も自分からは決して義母の家には行きたがらず・・・寂しそうにしている義母をみて、30年後の自分の姿が目に浮かぶ感じでした。きっと私もこうなる・・・息子なんてそんなもんだ・・・義母の事もそうですが、普段からご近所のおじいちゃま、おばあちゃま達に触れる機会がある私。ここの所、いろいろと自分の老後について考えさせられています。隣のおじいちゃま、奥様はまだ働いてらして普段はひとり・・・そんな生活を引退後、数年送られているのですが、最近、ちょっと変なんですよ・・・何もする事がなくて、じっと一人で家に居て、精神的に参ってしまっているようです。やっぱり、何か没頭すること(仕事以外に)がないと人間ダメですね。主人はサーフィンに没頭してますが、体が資本!のスポーツっていつか出来なくなりますよね・・・家で何かできる事・・・まぁ、主人は読書や映画鑑賞・音楽鑑賞なんかも大好きですから多分、大丈夫・・・私も早く、ヴァイオリン練習を復活しなくっちゃ!なんて気持ちになりました。とにかく、義母が良くなってくれて、そして何よりもその息子達や私が義母の事をもう一度真剣に考えるチャンスを与えてもらえて良かった・・・・と心から思います。元気で居てくるからこそ・・・ですね。
2012年09月06日
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