毎日が異文化コミュニケーション?

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otemanu2001

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2014年02月17日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
子供が生まれる前まで、ダイビングに散財していた我々夫婦。

気になり、いろいろ検索してみました。


驚いたのは、東南アジアでは韓国系のオーナーが運営するダイブショップが多く
危ないショップがかなり含まれているのだとか・・・
 ・悪天候をケジュール検討時に全く考慮しない
 ・お客のレベル一切考慮なし(今回もその日の3回目のダイブに深場のドリフトダイブが
               組まれていたわけですよね!それがそもそも有り得ない!)
 ・機材のメンテ一切なし!(ダイブ中にエアが漏れ始めるなんてざら・・・)


恐ろしくって途中で検索やめました・・・怖い!



我々がダイビングをしていた頃、よく聞いた話では
”東南アジアの島々でのダイビングは、ダイバーが海賊?!にさらわれ人身売買されるケースが
あって、とっても危険!!”
という事でした。まぁ、どこまで本当なのかよくわかってませんでしたが
ただでさえ、命がけの趣味なわけなので、ちょっとでも怖い話があるところへは
どんなにリーズナブルでも行かない!が我々夫婦間での鉄則でありました。

よって、行った先は アホみたいに高かったタヒチやニューカレドニア等のフランス圏。
でも、怖い思いは一度もしなかったです!
もちろん、どちらでもドリフトダイブを経験しました。
タヒチなんて、新婚旅行で行ったのでダイビングの免許取り立て状態!

あれはあれで結構危険だったのかも・・・と思うのですが・・・

忘れもしない、ドリフトダイブする日のダイブショップでの朝のミーティングで初めて
日本人のオーナーさんが登場し、ドリフトダイブの説明を直接していただいた際のお言葉・・・

”今日は先ほど説明したドリフトダイブのコースからのスタートです!
お天気もチェック済み、もう何度も皆さんと同じレベルの方々が

途中、グループからはぐれてしまう事もあり得ますが、
見失ったら必ずバディーで協力し合ってゆっくりと浮上してください!
すぐにボートで迎えに行きます!万が一、もちろんそんな事は今までに
一度もありませんでしたが、本当に万が一外洋に流されてしまっても大丈夫です!
我々には フランス海軍 が付いてます!必ず、皆さんを迎えに行きます!”

かっ、かっ、海軍????
もう、この言葉を聞いた時には膝がガクガク震えちゃって、本当に怖かったのですが
私のバディー(主人)はとっても優秀で、潜ってからは不安も一切なく
本当に楽しいドリフトダイブを経験したのでありました。
正に空を飛ぶような、自分が鳥にでもなったかのような、不思議な経験でした。

ドリフトの場合、自信がないなら必ずイントラの真後ろに付くべし!
真後ろに付くには、速やかな浸水が必須で、これが初心者には結構難しいのであります。
私たちの日本でのイントラさんは、これまたとっても優秀でらして
ゾディアックでの速やかな浸水の仕方を何度も旅行前に説明してくれて
二人で何度もイメージトレーニングをして、実際誰よりも早く浸水でき
イントラの後ろを毎回キープ出来ました。
これが毎回楽しめた条件だったように思います。

そして、イントラの後ろに付けなかった他のお客様は
見事に全員はぐれてしまったのであります。
そして最悪の夫婦に遭遇するのでありました。
その夫婦、なんと、バディーである旦那様が奥様ほったらかして
勝手に浮上してしまったのだとか・・・残された奥様の立場は???
そして先にボートに乗り込んで一言 ”Where is my wife?” ですよ!
あほかっ!バディーのあんたが言うセリフ???
聞いた時には、殴りとばしてやろうか・・・と思いましたよ!
間違いなく、この夫婦、間違いなく 成田離婚 だね!と
他のご夫婦と意見が一致してしまいましたよ!


日本では、ドリフトダイブで有名な神子元島へ何度か行きました。
イントラさん曰く、通常100本潜った経験がない方はお断りしなければならない
危険で過酷なダイブになります。ちょっと足りないけど、このメンバーなら大丈夫!
という事で何度か連れて行ってもらいました。

道中、神子元島の何が素晴らしいか、また危険で過酷なのか・・・を
わかりやすく語っていただきました。
潮の流れ・・・これが厄介なのだと・・・
この流れは素人には到底読み切れない!
ダウンカレントに巻き込まれたら、まず上がって来られない・・・
自然の力を侮ってはいけない!
人間にはどうしようもない力が自然界にはたくさんあって海の中も同じ。

想像を絶する美しい世界がそこに待っている。
危険で過酷なのを承知で、それでも行きたい衝動にかられる物がそこにある。
(実際、何度目かのダイブで数百匹のハンマーヘッドシャークに遭遇!あれは
 すごかった・・・・・・・・・・・・)
でも、命あってのダイビング。あきらめが肝心!

この見たい、経験したい!の欲求が時に人の命を奪ってしまうんでしょうね。

この神子元島でも、我々が潜っている間に、グループからはぐれてしまった方に
何人も遭遇し、その度にうちのイントラさんが面倒をみてあげてました。
あの人達を見捨てたら、間違いなく、死 が待ってますから・・・
声をかけないわけには行かないのです・・・だそうです。

都心から、数十人というお客を連れてきているショップに会いました。
うちのイントラさんに助けられた方々も、そのショップに連れてこられた方たちでした。
そして、そういったショップが決して犯してはいけない過ちを犯してしまうのです。
毎年です・・・

ホームグランドにしていた西伊豆のダイビングスポットでも、ほぼ毎年・・・

本当に命がけの危険な趣味・・・なんですよね。

だからか、子供が出来てからというもの、私は全くダイビングしたい病にかかる事無く
現在に至っております。あれだけ散財していた趣味なのにねぇ~
本当にピタッ!っとその欲求が止まりました。

いつかまた潜ってみたい・・・でもね・・・
お客がお金にしか見えないショップばかり・・・なんて嫌になっちゃいますね!
そんなに嘆くこともなかったりする????
















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Last updated  2014年02月17日 13時37分10秒
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