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日まで、道立近代美術館で展示されているというので
先月行ってきた。
今回の展示物はみなレプリカなのだが、
色鮮やかで精緻な細工が鮮明でとても感激だった。
実は去年の 10
月、奈良の国立博物館・正倉院展で実物を見てきたのだが、
館内がひどく込み合ってすっかり疲れてしまい、あまり記憶が定かではない。
しかもお目当てだった螺鈿紫檀の五弦琵琶は、
同時開催だった東京の博物館に出張中で見られなかったのだ。
レプリカとはいえ、今回展示されたものは奈良でのものよりずうっと多彩で、
しかも展示品が多かったように思う。
螺鈿紫檀の五弦琵琶は下に鏡が置かれていて、
楽器の反対側が見られるように工夫されていた。
そのおかげで裏面の見事な装飾も見ることができ、
これを抱えたらずいぶん重かろうと思うほど重厚だった。
館内でこの琵琶の音を流してくれていたが、
音楽というより音色を楽しむ楽器だったのではないか、という印象を受けた。
鮮やかな緑色の、上品でセンスのいい鏡は「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡
(おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう)」。
このきれいな色は何でできているかというと、
宝物のなかで唯一の七宝なのだそうだ。
深みのある緑色の中に紺と金色が施されていて、その鮮やかな美に圧倒される。
装束では、伎楽の呉女がお面を被った格好で、
華麗な衣装をまとった立ち姿が印象的だった。
私は呉女のぽってりとしたかわいらしいお面が大好きで、
法隆寺での聖徳太子没後 1400
年法要だったかでみられる伎楽の呉女を、
youtube
で眺めて楽しんでいたことがある。
最近ちょっと体調がよろしくないのだが、
まだ数日あるのでもう一度行きたいと思っている。
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