大人の便利帳 NEWS

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2026.08.01
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カテゴリ: 今朝のニュース
​​ 夏なのに手足が冷える、体がだるい。冷房のせいかもしれないと思って、少し調べてみました。


分かれ目は 「5℃」 という数字でした。そしてもうひとつ、50代を過ぎると 自分の体感があてにならなくなる という、少し困った事実も出てきました。






この記事のまとめ


・室内と外の温度差が 5℃以上 になると、自律神経が乱れやすくなる

・だるさ・頭痛だけでなく、 下痢や便秘・胃痛・のどの痛み も冷房が原因のことがある

・加齢で 皮膚の温度センサーが鈍る ので、「暑くない」という感覚は信用しない

・答えは我慢ではなく 温度計を見ること と、 3つの首を守ること



1. その不調、冷房のせいかもしれません



「冷房病(クーラー病)」という呼び名をご存じでしょうか。医学的な病名ではありませんが、冷えと室内外の温度差で 自律神経に負担がかかり、体調をくずす状態 を指す言葉として使われています。


驚いたのは、症状の幅の広さでした。 だるさ・手足の冷え・むくみ・頭痛・肩こり まではよく聞く話です。ところがそれだけでなく、 食欲不振・下痢・便秘・胃痛・吐き気・のどの痛み・顔のほてり・腰痛・神経痛 まで挙げられています。


お腹の調子やのどの痛みを、冷房と結びつけて考える人は少ないはずです。「夏かぜかしら」「食あたりかしら」と思っていたものが、じつは冷えだったということもあるわけですね。




2. 分かれ目は「5℃」という数字



では、どこからが体に負担なのか。目安になる数字がありました。


室内と外の温度差が5℃以上になると、体温調節が乱れやすくなる とされています。外が35℃なら、室内は30℃より下げすぎない——という計算になりますが、それでは暑くて仕方がありませんね。


そこで実際の目安は2つあります。ひとつは 設定温度は25〜28℃ 。もうひとつは、 出入りが多い日は外気温マイナス3〜4℃ に設定すること。


つまり「一日中家にいる日」と「買い物に何度も出る日」では、ちょうどよい温度が違うということです。同じ設定のまま夏を過ごしていた方は、ここを変えるだけで体が楽になるかもしれません。




3. 50代からは、体感があてになりません



ここがいちばん大事なところでした。


年を重ねると、 皮膚にある温度センサーの感度が弱まります 。すると暑さも寒さも脳に正確に伝わらなくなり、「そんなに暑くない」と感じていても、実際は危ない状態ということが起こります。


体の側の変化もあります。 汗腺が小さくなり、血液の量も減る ため、熱を逃がす反応が遅れるのです。さらに、体にたくわえられる水分そのものが減ります。 成人の体内水分量が体重の約60%なのに対し、高齢者は約50% とされています。


つまり50代を過ぎたら、「暑くないから大丈夫」も「寒くないから大丈夫」も、どちらもあてにならない。 感覚ではなく、温度計の数字で決める 。これが今日いちばんお伝えしたいことです。




4. ただし「エアコンを我慢する」は違います



念のため、はっきりさせておきます。ここまで読んで「やっぱり冷房は体に悪いのね」と受け取らないでください。


熱中症で運ばれる方の多くは高齢者で、しかも 室内で起きています 。冷房を我慢することのほうが、はるかに危険です。


今日の話は「冷房を使うな」ではなく、 「使い方を少し変える」 という話。つけっぱなしにしたうえで、温度差と風の当たり方を整える。それが答えです。




5. 今日からできる5つの工夫



① 温度計を置く


② 風を体に当てない 。風向きを上に向け、壁や天井に当てて回すと、部屋は冷えても体は冷えません


③ 3つの首を守る 。首・手首・足首は皮膚のすぐ下を血液が流れている場所。ここを冷やすと全身が冷えます。薄手の靴下やストールを1枚


④ 出入りの多い日は温度を上げる 。外気温マイナス3〜4℃に


⑤ 温かい飲みものを1杯 。冷たいものばかりだと内側から冷えます。お腹の調子が悪いときはとくに




6. こんなときは受診を



冷房病は、生活の工夫でよくなることがほとんどとされています。ただし、 工夫しても不調が何週間も続く場合 、 発熱がある場合 、 下痢や嘔吐が長引く場合 は、別の原因を考えたほうがいい場面です。冷えのせいと決めつけず、一度みてもらってくださいね。


とくに持病のある方、血圧の薬を飲んでいる方は、自己判断で我慢しないことが大切です。






夏の冷え・チェックリスト


□ 部屋に温度計を置いた(体感で判断しない)

□ 設定は25〜28℃。出入りの多い日は外気温マイナス3〜4℃

□ 風が体に直接当たっていないか確かめた

□ 首・手首・足首のどこかを1枚守っている

□ 冷たい飲みものばかりになっていない

□ それでも続く不調は、冷えのせいにせず受診する



部屋用の温度計は千円ほどから手に入ります。湿度も一緒に見られるものだと、夏も冬も長く使えますね。










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Last updated  2026.08.01 09:30:05
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