PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ

〈怪人同盟〉
は
〈フリーディムヴィラン:特定の専属作品を持たない反面、あらゆる作品に次元垣根を超えて登場する可能性にも在るゲストヴィラン〉
の一端となる小カテゴライズです。
何故、小カテゴライズ化したかというと、彼等は〈フリーディムヴィラン〉内でも〝共通項〟を前提として創られたから。
それは 〈モノクロ期怪人〉 という点──つまり〈怪盗仮面〉と同様。
彼等の活動全盛期は昭和モノクロ期で、その頃は〝組織〟ではなく各怪人が個人的暗躍にて悪事を働き〈快傑仮面〉や〈スーパーバイザー〉といったモノクロヒーローとも対決してきました。
しかし時代推移に〈異形型怪人:いわゆるショッカー型怪人〉が台頭してくると古びてしまい表舞台から姿を消す事に……。
そんな彼等が現代復活再起を目的として結託したのが〈怪人同盟〉という徒党勢力なのです。
ちなみに彼等のビジュアルは 『モノクロ期:個別怪人時代』 と 『怪人同盟期:組織所属時代』 でベルトバックルのデザインが異なります(比較に楽しんで下さい)。
●ブラックハロー
昭和期のマストアイテム〝黒電話/ダイヤル電話〟をモチーフとしたキャラクターで、現代の〝ケータイ/スマホ〟の多機能進化には絶対的否定ポリシーを抱いています。
必ず犯行予告電話をしてくる事から〝ブラックハロー:黒い挨拶〟と俗称されました。
ユーモラスな外見に反して相当強力な能力を持ち、範囲内のスマホや無線を一斉に機能停止にしてしまったり、あらゆる通信を傍受して機密情報ですら筒抜けだったり……と。
とりわけ胸部ダイヤルを回す事で様々な異能力を発揮できます(例:ダイヤル10872➡頭部受話器からの火炎放射/ダイヤル32872➡頭部受話器からの水圧放射)。

吸血蝙蝠を使った生体実験の結果、自身が〈科学産物吸血鬼〉へと変貌してしまった科学者です。
バーチャル映画『快傑仮面とスーパーバイザー~吸血博士の怪奇砦~』に登場したヴィランを、改めて描き下ろしてみました。
ホントは〝単なるお遊び企画〟だったので、ここまでするつもりにもない〝間に合わせイメージ〟だったのですが、どうせ世界観が同じならキチンと確立して公式キャラクター化してもいいかな……と。
かなり怪奇臭が強いキャラクターですね。
●和賀丸

名前やコンセプトが示す通りの和文化偏執型怪人。
一人称は「吾輩」で、語り口調は歌舞伎的な独特の抑揚に喋ります。
モチーフ〝歌舞伎赤獅子〟は既に〈狩魔同心焔月〉がいるのですが……そことの差別化は意識して為しています(善玉と悪玉では違う)。
ちなみに一見には異形にも感じられると思いますが、やはり実態は〝仮装怪人物/生身の人間〟です。
アイデンティティは〝和文化懐古復活主義〟で、近代の西洋化主導を憂いて憤慨しています。
そうした〝西洋かぶれ〟に対する敵意から「西洋文化転覆! 伝統ある日本文化の復権!」と掲げて悪事暗躍する事が彼独自のモチベーションになります。
●一ッ目キッド
アメリカから来日した怪人ガンマン。
モノクロ期に日本の警備体制が未成熟と見積もり、そこでなら無双的蹂躙が叶うと目算して来日──しかしながら、日本には正義の使徒〈快傑仮面〉が存在していた事から野心は砕かれ、また数多の〈スーパーヒーロー〉により悉く暗躍を御破算と潰されていった背景に在ります。
そうした遺恨と持ち前のプライドの相乗感情により〈ジャパニーズヒーロー〉を固執敵視するに到り帰国を放棄──日本をプラットホームと据えて悪事暗躍を繰り返すようになりました
ちなみに〈怪人同盟〉の同朋たる〈和雅丸〉とは『米文化かぶれ』と『和文化かぶれ』によるポリシー反目から些か不協和音に在るようです。
●アッカムロ
江戸時代にて跳梁跋扈した押し入り盗賊団〈悪禿党:あっかむろとう〉の首領〝悪禿賊兵ェ衛:あっかむろぞくべい〟の末裔達であり、一郎太(赤隈)/二郎太(青隈)/三郎太(黄隈)/四郎太(緑隈)/五郎太(紫隈)から成る兄弟賊党です。
一応は〈アッカムロ〉というチームネームを持ちますが、劇中では直球で〈悪禿兄弟〉と呼ばれるケースの方がほとんど。
彼等は他メンバーと同じく〈個別怪人/兄弟怪人〉でありながらも同時に〈戦闘員〉的な役割にも在ります。
●???
背景に据えられたシルエットは〈盟主〉になります……が、現状は諸事情により詳細を伏せておきます。公開タイミングを御楽しみに。
まだ少しメンバーが足りない感もあり増産したいのですが、これは気負わず追い追いですね。
実際、同コンセプトで創られた〈汎用怪人〉とかも、そうした積み重ねで一大勢力化しましたから、そこに期待。
ちなみに 〈怪盗仮面〉 は加盟していません。
旗揚げ時には勧誘されたようですが、彼は孤高にして独自の矜持を抱くワンマンプレイヤーですから不和に断ったようです。
さて、冒頭にて軽く性質差に触れましたが〈怪人同盟〉は〝モノクロ期怪人の徒党〟ですから〈現代型怪人:怪獣人間〉とは性質が異なります。
例えば〈ファミリアン:『可憐戦隊オトメイザー』〉や〈汎用怪人〉とは〝性質方向性〟が異なるのですよ。
現代型異形怪人は〈ショッカー〉がテンプレに敷かれていますから組織理念も『世界征服/秩序破壊/人類隷属』にあり、暗躍も大規模な『●●作戦』というものが基本……多くは『現人類を大量虐殺に選別淘汰する目的』という洒落にならないものが多いです(理論や手段のチープさはともかく)。
ともかく人命は軽視に据えてエゴイスティックな生殺与奪も当り前。
一方で〈怪人同盟〉は根底的に〝モノクロ期怪人の方向性〟を敷いていますから、ややおおらかですね(当人達は至って大真面目ですけど)。
行動目的も前述の『人類●●作戦』というような物々しいものではなく、もっと個人的な私利欲求に準じている……例えば『御宝窃盗』『身代金誘拐』『小規模威嚇の非殺テロ』といったところ。
怪人個人の異能力や使い方も微妙に異なる。
現代型異形怪人の場合は基本的に「殺人●●光線!」みたいな殺傷能力第一にありますが、モノクロ期怪人はもっとトリッキー……というか〈凰太郎版モノクロヴィラン〉だからこそ〝異能力〟を備えていますが、原典文化準拠ならば〝異能力所有〟は皆無なはずです。
これらのモノクロ悪漢はベースとして〝ギャング団:反社組織崩れ〟みたいな演出で、基本演出は『怪しい風貌の男達が銃撃バンバン!』ですからね。
ま、そんなですから〈怪人同盟〉も『世界征服/無差別殺傷上等』とは構えていません。
せいぜい〝局地的な社会パニックを引き起こす愉快犯〟とか、或いはスタンダードな〝国宝窃盗〟とかですね。
異能力の行使も殺傷目的にはない……というか、意識して死傷者は避けるでしょう(悪ぶって凄むけれどw)。
うん、基本性質は(無自覚ながらも)おおらかで、ともすれば親近感すら孕むかもしれない。
とはいえ、彼等が〝社会に仇為す悪党怪人物〟という基本性質を忘れてはいけませんが……。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
📱
凰太郎コンテンツ一覧
📱

凰太郎創作主要コンテンツの リンク一覧
です。
多種多様な 閲覧コンテンツ
の他に フリーイラスト販売
や イラスト受注
もリンクしていますので、是非とも御活用下さい。
多彩な 〈凰太郎WORLD〉
が貴方を御待ちしています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━