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2008.02.12
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カテゴリ: 発達障碍





エジソンに算数を教えていると いつも親子してパニパニしてしまいます。


頭の作りが違うのか何なのか 話がかみ合わないのです。


私が何か質問しても 帰ってくる答えは 全く違ったものです。


その答えは 私が聞いているものの 二歩も三歩も進んでしまっています。


でも 私にはそのことが理解できずに パニパニ。


だいぶ慣れてはきたものの まだまだ 彼にはついていけません。


昨日は


「ここをよく見ていてね」


と指示を出して 紙に書いて 一生懸命説明していました。


エジソン 一生懸命見ていてくれましたが


「わかった?」


と聞くと ???……。


「えー。わからんかったん?」


と 聞いたら


「だって お母さん見てて…って 言ったからずっと見てたやん。」


そうだったのです。


指示の出し方が間違っていました。


「考えてね」と 言う指示を出していなかったのです。


かくして エジソンは 頭の働きをずっと止めて 


見るだけは見ていたのでした。(トホホ)










困っている人への支援の考え方を ご説明したいと思います。




国際生活機能分類


ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)は、


人間の生活機能と障害の分類法として、


2001年5月、世界保健機関(WHO)総会において採択された。


この特徴は、


これまでのWHO国際障害分類(ICIDH)が


マイナス面を分類するという考え方が中心であったのに対し、


ICFは、生活機能というプラス面からみるように視点を転換し、


さらに環境因子等の観点を加えたことである






簡単に言うと 以前のものは「障碍」を 対象に考えられていたが


今回のものは どんな人にでも活用できるように考えた。


そういうことです。


人はいつどうなるかわかりません。


ある日突然 骨を折って 当分は松葉杖生活になるかもしれません。


年がいけば 誰だって 体は動かしにくくなりますし


体力も衰えてきます。


生れてすぐの赤ん坊は 自分で何もすることはできません。


親に養われている子どもも 弱い立場にあるといえるでしょう。


そんな 誰にでも起こりえるケースも 考えに入れたという事ですね。



上の図を見てください。







と 言われています。


この図に その人その人のケースを当てはめていくと 支援の仕方が見えてきます。


が、ここに抜けているものは 


「本人の意思」


です。


まず 大切な事は 



本人がどうしたいのかという事を はっきりさせないといけないのです。




80歳のおばあさんが ディズニーランドへ行きたいと希望したとします。


でも おばあさんは長時間歩く事はできません。


人ごみでぶつかられると こけてしまう可能性もあります。


これらが 健康状態・心身機能 に 当たる部分です。


で、おばあさんからこの相談を持ちかけられた人が活動します。


車椅子があれば 可能だと考えました。


が、それを押す人が必要です。


なので おばあさんに 一緒に行ってくれる人がいないか聞きました。


子どもの家族が候補に出ました。


そして 一緒に行ってくれる事になりました。


ディズニーランドには 車椅子は用意されていますので これでOK。


環境は整いました。


でも 車椅子に乗ってばかりだと 風邪を引くかもしれません。


で おばあさんにも 防寒対策をしっかり整えてもらうよう 頼みました。


これが 個人因子です。


で 準備万端。いざ 参加。 こういうことになります。




ある男の子がいました。彼は 周りの空気を読むことが苦手です。


だから 友達にウザッたがられることも多く ついつい 独りぼっちになってしまいます。


でも 彼は 学校で楽しくみんなと遊びたいという希望を持っています。


ならば 支援する人間は まず 彼の特性を考えないといけません。


彼は周りの空気を読めないのです。ならば 周りの大人は 具体的な指示を出して


教えてあげないといけません。


療育という手もあります。(個人因子の改善)


親が 指示の出し方を学び 


学校の先生にも 具体的な支援をお願いします。(環境の改善)


クラスのお母さん方に 少しお話しするというのも手かもしれません。(環境の改善)


こうして 個人と環境を整える事により 


彼の希望通り 楽しく学校に通える(参加)ようになるのです。




この考え方を当てはめると 程度に関わらず 


どんなケースでも支援の対象になることがわかります。


本人の近くにいる人たちが 本人の特性と希望を深く理解してあげる事から


この支援が 始まります。



親が子どもに接する時にも 接し方として 非常に考えやすくなる図かもしれません。


よければ 一度 自分のお子さんに当てはめて 考えてみてくださいね。 



参考:厚生労働省HP    





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最終更新日  2008.02.12 11:17:31
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