おざーんblog

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2006年08月28日
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28日日経の17面に「人脈追跡」という記事が出ている。


「Web2.0」を担うナナロク世代

という見出しがついている。
ナナロク世代とは1976年以降に生まれた人たちという定義。
1976年生まれというと、今、30歳以下ぐらいですな。

顔写真つき取り上げられている人たちを含め、名前が出ている人たちにはほとんど会ったことがあるけど、みなさん優秀。人柄もとてもいい。「ITやっているのは儲ける為ですよ」的な「脂っこさ」はほとんど感じなくて、みんな優しい感じというのが統一した特長かしら。

実は、この「やさしさ」というか、「脂っこくない」というのは、実は「Web2.0」を開発する人の素質として、すごく重要な要素のような気がする。

つまり、「Web2.0」的なサービスや発想というのは、ビジネス的な発想だったり企業側、メーカー側の論理ではなかなか実現できないもので、逆に「ユーザーが本当に欲しいもの」というものを汲み取って、しかもそれをビジネスとギトギトには結びつけずに「とにかくよいものを作る」という発想で作っていけるかどうか、というのが成功要因としては大きいかと思う。


そもそもこういった、マーケットアウト的な考えができないという人もいるし、昔はそうだったんだけど上場してしまったり、大きな投資を受けてしまったりして、サービスを作る際にある程度収益を念頭において考えるようになってしまうと、「Web2.0」的なサービスから見ると、だんだん脂っこくなってしまったりする。そうするとあまり人が集まらないのよね。

ただし、「Web2.0」的なサービスとして、現在の成功しているサービスというのはどれも収益的というよりは集客的な面だ。サービスを拡大、継続するためにはやはり収益面でも成功させる必要があり、みなその方向性を模索しているわけだが、そこにはやはりある程度の「脂っこさ」が要求されるわけで、そのバランス感覚を持てるかどうか、というのが5年間くらいのスパンでみると重要かと思う。そうじゃないと、今の会社のいくつかが、あと数年でビジネスとして行き詰ってしまい、結果

「トラフィックとユーザー、そして自分たちでは作れないWeb2.0的なサービスが欲しいおじさんたちの会社」

に買収されて、その後ぱっとしない展開のまま終わっていく、という事態が予想されます。
もちろんみなさんそうならないようにがんばっていると思うので、これはシナリオの一つだろうけどね。
あ、いい買収だったらハッピーなケースもあるから、もちろんM&Aを否定するわけでもないしね。

とにかく、僕としても「Web2.0」自体のさまざまな可能性は強く感じています。「Web2.0」的なサービスを考えると同時に、これをいかにお金に換えていくのか、という「脂っこい」部分について、自分なりに考えていきたいと思うわけです。見つからない、という可能性も大きいけどねえ。

ちなみに僕は72年生まれだから、ナナロク世代対象外です。もはやオジサンだ。





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最終更新日  2006年08月28日 10時30分26秒


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