2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
----------------------------------------------------ホワイトデーは 送る相手を選べない 何かのキャッチコピーより----------------------------------------------------お久しぶりです.オズです.前回まで怒涛の更新をしながら,嵐の後の静けさを保って参りました.我ながらこのムラのある更新っぷりに辟易してしまいます.というか,あけましておめでとうございます.2月の終盤に差し掛かって今年初めての更新となりました.この間に起きたいろいろな出来事が.走馬灯のように頭を駆け巡ります.ダ○オンが催してくれた各都市でのクリスマスパーティー.あそこまでのエンチャント文書を見たのは初代ロト箱で巡り合って以来です.ダメ○ンが催してくれたいつものイベント.相変わらず狂信的な献身も悲しき結果を迎えました.そしてつい先週,クリスマスに次ぐイベント実施となりました.なんとバレンタインでチョコレートをもらえるイベントです."バレンタインデー".この日を365分の只の1日としてとらえる人はいないのではないでしょうか.若かりし頃,この日の朝はまるで違う光景を映し出していたことを今でも覚えています.表面上は「きっともらえないさ」と心の予防線を張りつつ,奥底にある淡い期待に気づかないふりをする僕.平静を装うも,最良の結果を期待する妄想が爆走.自然に口元が緩みます.朝,下駄箱に何もなくても,まだまだ序盤戦.この日の僕はとても強気です.その日は授業など手につきません.心はソワソワ.周りの野郎共からも同じ雰囲気を感じます.チョコを奪い合う敵であるにも関わらず,「グッドラックb」と言いたくなる連帯感はいったいなんだったのでしょう.来る放課後.この日は何も用がないのに,なんとなく教室にたむろします.同志多数.そして沈み行く夕日と僕の心.まだまだ未熟な若者の心に,ここまで勝者と敗者のコントラストを強く際立たせるイベントはそうそうないかもしれません.僕はそのたびに強くなった.大人になった僕は若かりし日の僕をそっと褒めてあげます.話しがそれました.ようするに,その若かりし日の思い出を,また体験できるというイベントです.内容を見ますとPTを組んでMOBを倒し,チョコレートの欠片を集めて行くイベントのようです.渡すだけではなく,作るところから一緒にやりましょうというこの中身.まさに2人だけの世界,ペアハン.誰の邪魔も受け付けないPTチャット.恥ずかしさも混ざったぎくしゃくした会話も,長いペアハンの時間がきっと解きほぐしてくれるでしょう.「チョコレートの欠片,なかなか出ないね・・・.時間取らせちゃってごめんね」なかなか出ないチョコレートの欠片に彼女が発した言葉,申し訳なさそうな顔.その表情に心揺り動かされない男なんてきっといません.「いや,良いんだよ.急ぐことなんて何もないさ.2人の歩調でゆっくりでも前に進んで行こう.」とかなんとか言っちゃったりなんかしちゃったりして.僕の妄想はとどまるところを知りません.話しを現実に.このイベントの初動はバレンタインイベントよろしく,乙女の勇気あるアプローチです.しかしいくらアプローチをしたからと言って,当のもらうべき人の所在がわからなければ,せっかくの好意も宙に浮いてしまいます.なのでやはり分かりやすいところ,僕は指定席で放置します.変わらずドキドキする僕.オトナになっても若き日の心を忘れていないのかもしれません.この日のギルチャはとても静か.けど,きっとその静けさの裏に乙女達の葛藤が隠れているのです.そんな静けさも攻城戦が近付くにつれてにぎやかになってきました.そして無事攻略.談笑する時間.いつもの秘密PT.そして気づけば変わってしまった日付.「うん,こんなもんさ.」大人になった僕は心のバリアもまた大人になってしまったようです.そしてその日の妄想を綺麗に忘れ,なかったことにした翌日,事態は急変します.なんと一日遅れながらもチョコレートの欠片を頂きました.うれしさに涙が出そうになりますが,努めて平静にお礼を言います.みんなに配っている義理チョコのようですが,そんなのは関係ありません.ありがたくおいしく頂こうと強く心に思うオズなのでした.きっと最初の一口は甘さと塩辛さが同居していることでしょう.HP20ほどの回復であろうが,僕の砕けた心をフルヒ以上に回復してくれるでしょう.いざ,その甘美なチョコレートを口に含みます.・・・食えんorz右クリックをしたら「アイテム破壊」の選択肢ただ一つ.しかし破壊してしまうのはきっとチョコレートではなく,彼女の心と僕の心.そこで左クリックを押せるものがいようか,いや,いやしまい.そう,僕のかばんにはレッドストーンだけではなく,チョコレートの欠片がいつもいて,僕の心を常に回復させてくれるのです.
Feb 22, 2009
コメント(6)