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アキヲ05

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はちうさ @ うんうんっ お久しぶりです、アキヲサン。 お元気で…
2004.09.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
朝に突然、つい最近 春を迎えた父
お昼一緒に食べよう。。。とのこと。

いくら結婚相手の娘とはいえ、相手の方が私と会うのは嫌なんじゃないかなぁ。。と少し悩んだものの、
父方の祖母はハナの顔を見たことがなく、会いたがっていたため、結局連れて行くことに。。。


ところが、迎えに来たのは父一人で、当然一緒に来るものだとおもっていた
父の再婚相手の方は見えず、車に乗り込むやいなや

「おとうさん。。。もう別れるかも。。。」

と、春の終わりを告白されてしまった。

父の春。。。み。。みじかっ(゜□゜∥)ζ


父の元々薄かった髪の毛が、無残な姿になっているところをみて
(苦労してるのね。。。)
と、なんだか可哀相になってしまった。

お嫁さんは用事でか、実家に帰っているらしく
祖母が自宅で待っているそうなので、近くのファミリーレストランで3人で食事をし、
軽い世間話をして、私が中学に上がるまで暮らしていた 父の家に向かった。

車に揺られながら、十数年帰ることのなかった懐かしい景色を眺めていると、
嫌な思い出しかなかったはずの家なのに、なぜか子供の頃のいい思い出ばかりが浮かんできた。


赤いレンガの花壇と小さな階段、クリーム色のポーチ。
花壇にはオジギソウが生えていて、朝露がまだキラキラしている頃に
弟とふたりで突付いて、おじぎをするのを眺めるのが楽しくて仕方がなかった。


表の庭には百日紅や木蓮、小さな木々、
真紅のバラと 壁伝いに小さな葡萄の棚。

裏に続くサイドの道にはこでまりや柊、なるこゆり、
クリーム色の大輪のバラの咲く バラのアーチ。

裏に抜けるとまた 芝生としろつめくさの庭。

大きな月桂樹の木に、黄色い木苺がからまっていて ローリエをとるついでに 摘んで食べた。 

玄関のドアはチョコレートみたいな形の木の扉で
ライオンの顔の形の ノックする取っ手がついていた。
(実際にノックした人は一人もいなかったけど^^;)
白い柱の上には 毎年やってくるツバメの巣。

扉を開けた玄関に 海賊の酒樽みたいな傘立てと、靴箱の上の壁にはルノワールの絵。
格子模様の木の床の廊下。

玄関から階段の三段目までが見えていて、その三段分 まっすぐ伸びた鉄のポールが3本
天井から階段に伸びていて 造花の蔦がからまっていた。
階段の壁にはモナリザの肖像。
(夜中のトイレが怖かったなぁ。。。)

台所には丸い木のテーブルと、凝ったつくりの椅子が4脚。
大きな食器棚に カップや変わった器。

リビングに入ると大きなクラッシックステレオと、ロッキングチェア。
長い出窓に砂時計、小さな木箱のオルゴール、白いレースのカーテン。
アンティークの電話台の上には ダ・ヴィンチの聖母子象が 金縁の額に入って飾られていた。

天井を八角形にくりぬいたところから、シャンデリアがぶら下がっていて
その灯りの下で、みんなでレコードを聴いた。
私達が眠る頃にはオレンジ色の間接照明に合わせて、ろうそくの炎のように、
灯りをおとしたシャンデリアがユラユラ揺れて。。。


物心ついたときには、いろんなものがメチャクチャで
見る影もないくらいに変貌してしまったけれど
昔は本当に、小さいながらに素敵な家だったんだな。。。。


久しぶりに見た家は、玄関のドアも変わっていて
シャンデリアも、バラのアーチもなくなっていたけれど それでもやっぱり懐かしかった。
祖母も元気で、ハナを見てとても喜んでくれたので なんだか胸いっぱいになってしまった。

ところが。。。リビングに座って、しばし思い出に浸っていると突然、

「ドンドンドンドン!!」

2階から地響きのような音が。。。
そして、お茶を入れてくれていた祖母が、しきりに謝る声。
どうやら、実家に帰っていると言っていたお嫁さんが、私達が訪れる前に帰ってきていたらしい。

そして、私とハナが家に上がったのが気に入らなかったようで
2階から階段を駆け下りたり、台所で大きな音を立てて(顔は一度も見せなかったけれど)
無言の帰れコール。。。(゚Д゚∥)ガーン
そして、祖母や父に当り散らしているのだ。

父は私に、短い春の終わりの原因については ほとんど何も言わなかったけれど、
うーん。。。謎は全て解けた(笑)
父はともかく、年老いた祖母が 気を遣う姿は本当にやるせなかった。。。


早々に退散して 車の窓越しに小さくなっていく家を眺めながら、
美しい思い出と現実のギャップに ちょっぴりオセンチな気分になってしまった母アキヲなのでした。。。





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Last updated  2004.09.23 03:25:38 コメント(24) | コメントを書く


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