そこに自らの忠誠をかけた人々が、かつて、いた、そのバンザイクリフ、スーサイドクリフを訪ねた。
昭和19年6月15日米軍上陸、そして20日ほどに玉砕となる、日本人5万5000人、うち一般人1万2000人、島民は900人超が犠牲者となった。
今日のわが国が、このような多くの人々の犠牲の上に築かれていることをこれからも常に心して歩んで行きたいと思います、と、語る旅だ。
遅すぎたとも、なぜ今頃にとも、そして現実に名誉と忠誠は誰のために報われるのか。
60年の歳月の間に果たしてこられなかった、あるいは果たしてきたとするその思いに。
政治と歴史と、あるいは宗教のじくをどこにとるか、いまや経済と社会と、そして国際の軸が、情報の網にとらえられて球体を巡る。
地域に生活する民衆、民族は時間を超えた空間にあらたにうごめく。
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