パピーの本棚

パピーの本棚

2006年10月26日
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カテゴリ: 松本零士


謎の言葉を告げに女性の訪問者が現れたのは、中学生 大山 大が自作の望遠鏡で星を眺めていて物干し台ごと落ちてしまった夜のことだ。

次の日の土曜日、学校の帰り道の学園駅から大少年はまちがって13時13分発の列車に乗ってしまう。


その列車こそ漂流幹線000だった。

駅に着き、降りた大を持っていたのは昨晩の女性、メイビス。

メイビスはこの世に生まれ出ることのできなかった人たちが住む裏球から漂流幹線にのって大に会いに来たのだった。

その日から、毎週土曜日、学園駅に到着する漂流幹線000に乗り、いろんな停車駅へ赴く日々が始まった。

大少年は美人教師平田静子とともに000に乗り込みいろんな駅を訪れ、やがて自分がなぜ000に乗るのかその理由を知ることになる。

そして地球、裏球、死球、天球、魔球の五つの地球で構成される世界を。




舞台もその当時の設定で、まだ学校が土曜日に昼まで通学だった頃の話です。
のどかな雰囲気なのはその当時の世相のせい。

銀河鉄道999やいろんなアニメ映画の上映も終わり、じっくり腰を据えて描かれた感がある作品です。

 連載開始当初、また、列車ものか~。なんて思っていたのですが、中盤からの展開が劇的で、この世に生まれてこれなかった人間はどこへ行き、死んだ人間がどこへ去っていくのか。松本零士さんの生命感を感じ取れる作品です。

少年KING連載
少年画報社より単行本全4巻 絶版
大都社より全2巻 絶版
扶桑社より全2巻 1999年に発行 絶版

この作品も絶版になっていたとは意外でした・・・

大都社版は、ときどき古本屋さんで見かけます。





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最終更新日  2006年10月27日 00時23分29秒 コメントを書く
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