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前回は、猫が気をつけなければいけない虫について例をあげました。今回は、害虫の駆除に使う殺虫剤についてです。
夏場、やはり害虫が発生しやすい季節。手っ取り早く駆除するために殺虫剤を利用する機会もあるかと思います。でも、ちょっと待って下さい。猫を飼っていたら、殺虫剤をなめてしまったりしないか心配。殺虫剤の使用上の注意を守ったうえで、猫が薬剤に触れないよう徹底する必要があります。
● スプレー式殺虫剤
「こわーい、あなたのすべてがこわいです。・・・離れていてもすばやく退治」のCMでもおなじみのあれですね。「離れたところからでも照準を合わせて狙いうち!」ということで、発見したらすぐに駆除できるすぐれものですが、床に大量にスプレーしたときは注意が必要です。そのままにしておくと、猫がそこを歩いた時に足の裏に付いてしまいます。毛づくろいをする際に、口に入る恐れがあります。ですから、使用後は、床やその周辺を水で濡らした雑巾で拭きとるようにしましょう。
● ゴキブリ誘引殺虫剤
いわゆる昔からあるごきぶりホイホイってやつですね。あれって、本当にすぐれものですよね。
家具の隙間など猫の触れない場所に置けば安心かと思います。かなりの粘着性がありますので、猫が間違って足を入れてしまうと猫がホイホイされてしまいます。。。
また、ホウ酸だんごなどの薬剤は、猫が誤食すると中毒を起こす危険性があるので注意しましょう。
我が家でも、餌を食べたゴキブリを即効退治という小さな丸いカプセル状の殺虫剤を置いてたことがあったのですが、いかにも猫がじゃれて遊びそうだったので即撤去しました。
● 加熱蒸散式殺虫剤
水を注ぐと部屋中けむだらけになるあれですね。薬剤を蒸散させてノミ・ダニなどを駆除するすぐれもの殺虫剤です。我が家でも何度か使用したことがあります。まさかありえないと思いますが、お部屋からは必ず猫も連れだしておきましょう。
絶対忘れるなよ!(笑)
あれって、各部屋に1個配置し、全部屋一斉の駆除するのがおすすめらしいんですよね。そうなると、室外へ猫ちゃんとお出かけってことになりますかね。
使用後は、最低2時間以上経過してから入室し、ドアや窓を開けてじゅうぶんに換気してください。
● 電子式蚊用殺虫剤
電子式の殺虫剤は、猫が薬剤を口にする可能性が低いので、比較的安全に使えます。ただ、薬剤のニオイを嫌う猫ちゃんもいるので、ケージや猫が普段、寝床にしているような場所からは少し離して置くようにしましょう。または、無香料タイプを選んだらいいと思います。
猫はニオイに敏感ですから、殺虫剤のかかった虫を口にすることはないと思いますが、もし口にしてしまった場合は、様子をみて嘔吐などの異変があるようであれば、受診しましょう。
過去記事
・ 猫もこんな虫には気をつけよう・フィラリアの感染経路(3)|虫を追う猫の本能
・ 猫がとくに好きな虫ってなんだろう?(2)|虫を追う猫の本能
・ 猫って虫を見つけると夢中になって追いかけ続ける!(1)|虫を追う猫の本能
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