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宮城県石巻市で2010年、元交際相手の姉ら2人を殺害し1人に重傷を負わせたとして、殺人罪などに問われた千葉祐太郎被告(24)の上告審判決で、最高裁第一小法廷(大谷直人裁判長)は16日、被告の上告を棄却した。被告は事件当時18歳7カ月で、裁判員裁判で少年に言い渡した死刑判決が初めて確定する。
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6年前、宮城県石巻市で男女3人を刃物で刺し、うち2人を殺害した事件で殺人罪などに問われた当時18歳の千葉祐太郎被告について、最高裁第一小法廷(大谷直人裁判長)は、被告の上告を退けた。1審、2審ともに死刑判決となり弁護側は上告していましたが、最高裁の棄却によって死刑が確定することになる。
千葉被告は2010年2月、交際相手だった少女の実家に押し入り、少女の姉とその友人を牛刀で刺殺、その場にいた男性にも重症を負わせ殺人などの罪に問われていた。
裁判員が審理した少年事件で死刑が確定するのは初めてだ。
石巻3人殺傷事件 - Wikipedia
少年事件で死刑が確定するのは、山口県の光市で1999年に起きた母子殺害事件の最高裁判決が2012年に下されたが、それ以来4年ぶりということになる。
今回の事件と光市母子殺害事件の2つの事件で共通するのは、 永山基準というものが問題になっているということだ。
1968~1969年にかけて当時19歳の永山則夫死刑囚が4人を連続殺害したという事件があった。裁判では19歳という未成年であることと、でも4人を殺害しているということ、これによってどういう判決を下すのかということが司法的にも大きな問題となった。
2審までは無期懲役判決が出ていたが最高裁でそれを覆して死刑にした。それを根拠づけるために永山基準というのが最高裁から出されたということだ。
基本的には少年犯罪に対しては死刑判決を下さない方がいい、しかし、仕方ないときとはこういう時だ、だから永山則夫死刑囚は死刑にするんだ、そういうために永山基準は出された。
永山則夫連続射殺事件 - Wikipedia
光市母子殺害事件の時は、少年であることに関してはあまり考慮しなくてもいいというような解釈をもたらしたことが大きな話題となった。当時18歳の少年が2人を殺害したということで、永山基準をそのまま適用すれば死刑判決は免れる方向だったにも関わらず、死刑判決が下されたということで永山基準が大きく変容したのではないかと言われた。
光市母子殺害事件 - Wikipedia
今回の死刑の確定もこの流れを汲むものだ。少年事件に関して厳罰化の傾向が裁判員裁判でもはっきりしたということが今回示された。死刑そのものの是非は常に議論するべきだが、とは言え死刑が存置されている現状で言えば、少年犯罪でも厳罰化するという流れからいくと、この永山基準は見直す基準になっているのかもしれない。
少年死刑囚 - Wikipedia
・裁判員裁判で初めて、少年への死刑判決が確定へ 極刑に至る判断の分かれ目は - BuzzFeed Japan
https://www.buzzfeed.com/kazukiwatanabe/saibanin-18sai-death-penalty
・実名報道に・・・石巻3人殺傷、元少年の死刑確定へ 「非常に簡潔な判決」評価 宮城 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/region/news/160617/rgn1606170074-n1.html
・【動画】死刑確定へ 元少年に面会「2つの気持ちの真ん中にいる」 - TBS News
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2799817.html
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