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コンサートのチケットの高額転売によってファンが音楽を楽しむ機会が奪われているとして、日本音楽制作者連盟など四つの業界団体が23日、転売に反対する共同声明をウェブサイト上で発表した。
アイドルグループの「嵐」やサザンオールスターズ、山下達郎さんなど116組のアーティストと、「フジロック・フェスティバル」など24の音楽イベントが賛同している。
共同声明によると、近年コンサート市場が拡大する一方で、チケットをインターネット上で高額で転売する事業者が増加。チケットを本当に欲しいファンが入手できなくなったり、経済的な負担が大きくなったりしているという。転売業者が大きな利益を得ていることも問題だとして、転売取引の防止を求めた。
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音楽業界はCDが全然売れていないという現実がある一方、ライブ・コンサートの市場は急成長を続けている。10年前のコンサートの入場者数は約2454万人だったのが、去年は4486万人と約1.8倍に増えている。アーティストや事務所にとっては重要な収入源となっている。その一方で、チケットの転売ビジネスが急成長している。個人であるとか組織が大量にチケットを買い込んで転売サイトを使って何十倍もの価格で売りつけている。世の中ではテンバイヤーと呼ばれているらしい。
高額転売の横行で本当にチケットを欲しい人が手に入れられず、ファンに負担がのしかかってくる。テンバイヤーといわれる人たちはプログラムを組んでネットから自動的に大量にチケットを購入しているらしい。
確認できたところで、今年の4月に行われた「ラブライブ!」のコンサートで定価9,800円のチケットが、なんとネット上では40数万円だったとか。
オークションの場合、アカウントを作らなければ利用することができない。当然ながら個人情報も渡さなければ利用ができない。よって、ネット会社は利用者の個人情報を把握しているわけだから、そうした転売禁止のチケットを売っている場合にはアカウントを停止、あるいはそうした人には一定以上のペナルティを課すといった自主的な対応をするように要望するといったこともこれから力を入れていくことは必要になるだろう。
それにより、そうした行為が割に合わないような状況を作っていくことが重要になってくる。
今回、アーティストがメッセージを出したところでチケット転売をやめる人はいないだろうが、各企業の自助努力を促すための重要なメッセージという意味合いはあるかもしれない。
本人認証を導入しているところが増えてきている。具体的にはももいろクローバーZなどがそうだが、ファンクラブ会員は自身の顔写真をインターネット上で登録し、登録を済まさなければチケット抽選予約に申し込むことができない。会場に行く時には会員証を提示し、カメラの前で待つと写真を撮って登録してある写真と照合して本人かどうか確認するというもの。このシステムはB'zや福山雅治、いきものがかり、Mr.Childrenなどのコンサートでも採用されている。
チケットを会場の外で売るダフ屋行為があるが、これは公共の場で転売してるということで、迷惑防止条例違反の罪に問える。ただ、ネット上となると公共の場というには難しく実際に判例もない。
では、罪に問えないのかといえば、チケットには利用規約のところに転売禁止とある。にもかかわらず売ったということは、そのチケットは無効となる。無効のチケットを売ったということで詐欺罪に問うことができるかもしれないということだ。また、無効の券を売っているのだから業務妨害という見方もあるということだ。しかし、それをチェックするのは大変だろう。
チケット転売問題
・チケット転売問題
http://www.tenbai-no.jp/
・ジャニーズ人気に陰り? 最前線で起こっているチケット転売問題やファンの変化 - KAI-YOU.net
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160812-00010001-kaiyou-ent&p=2
・音楽ビジネスは大変化の時代 - Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kodamakatsuya/20151119-00051608/
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