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2016.11.01
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テーマ: ニュース(97062)
カテゴリ:

冷凍メンチからO157 21人感染、子供2人重症 神奈川


産経ニュース 2016年11月02日 6時56分
引用元:http://www.sankei.com/life/news/161102/lif1611020011-n1.html

 神奈川県は1日、県内の1~79歳の男女21人が腸管出血性大腸菌O157に感染したと発表した。21人は全員、同県平塚市の食品会社「肉の石川」が販売し、賞味期限が来年2月26日の冷凍メンチカツ「和牛・相模豚メンチ肉の石川」を食べており、腹痛や下痢などの症状を訴えていた。

 メンチカツからO157が検出され、感染した21人のうち5人から検出されたO157と、遺伝子パターンが一致。県はメンチカツを原因とした集団食中毒事案と断定した。県保健福祉局によると、8歳の男児と女児が入院。少なくともこの女児と5歳の男児の2人が重症だったが、5歳の男児は現在、回復している。
・・・


腸管出血性大腸菌O157

記事を要約すると


    • 食品会社「肉の石川」が販売した冷凍メンチカツを食べた女17人がO157に感染

    • 1歳から79歳の男女17人が腹痛や下痢などの健康被害を訴えている

    • 神奈川県と千葉県内のイトーヨーカドー26店舗で計2010個が販売されていた


冷凍メンチカツで17人食中毒


神奈川県平塚市の食品会社「肉の石川」が販売した冷凍メンチカツを食べた1歳から79歳の男女17人が腹痛や下痢などの健康被害を訴えていることがわかった。
メンチカツと患者からは腸管出血性大腸菌O157が検出されていて、8歳の女の子と5歳の男の子が重症となっている。商品を販売していた肉の石川は「心からお詫び申し上げます。」とコメントしている。

神奈川県平塚市にある肉の石川が販売したメンチカツは、神奈川県と千葉県内のイトーヨーカドー26店舗で計2010個が販売されていたということ。
その商品名が「和牛・相模豚 メンチ肉の石川」で、賞味期限が2017年2月26日付の商品。


冷凍食品でO157


今年O157関連のニュースで言えば、千葉県市川市、東京都羽村市の老人ホームできゅうりを使った生野菜を食べて被害にあい、80代、90代の方が亡くなるということがあった。

O157といえば、生野菜とか生肉を食べたことが原因といったイメージがあるが、今回は飲食店や施設で出されたものではなく、スーパーで売られているもの、しかも冷凍食品である

O157はどうやって感染するのか?
もともとは家畜の大腸菌の一種で、それが便を通して水に溶けたりして、それが誰かの手についたりして商品に付着するというのがよくある流れだ。

冷凍食品でO157が検出されたことは過去にもあるようだ。冷凍食品と聞くと菌がいないイメージを持つ人もいるだろうが、菌は死滅することはなく繁殖が止まっている状態にある。温かくなればまた増殖することになる。
O157は8度以上で増殖して35~40度でもっとも増殖するため、体内で最も増殖しやすいということになる。


75度以上で1分間以上加熱


O157を死滅させるには、75度で1分以上加熱する必要がある。
ということは、今回メンチカツなので必ず油で揚げているわけで1分以内ということはないだろう。ではなぜ食中毒が起きたのだろうか。メンチカツは厚みがあり中まで火が通らなかった可能性がある。外側は揚がるが、もともと冷凍ということもあり中まで十分に加熱されずにO157が死滅しなかった可能性がある。
冷凍食品と聞くと、加工済みの食品というイメージがあるが、今回の商品は生肉を使ったメンチカツであった。このような商品を「そうざい半製品」といい、生肉を使った製品は決して珍しいものではない。ただ、こういった商品を自宅で調理するときは、揚げ終わった後に切ってみて火が中まで通っているかを確認することが重要だ。


消費者の不注意が原因?


メンチカツを販売していた肉の石川では次のようなコメントを発表した。
「このたび、弊社商品の和牛・相模豚 メンチ(そうざい半製品)にて十分な加熱がされていない状態(弊社規定の調理時間未満)で食べられたお客様より、健康被害の報告がありました。この件につきましては多大なるご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。」

会社としてはこれくらいの時間で揚げてくれとしているようだが、もともとO157が付着してしまっていること事態、衛生管理が不適切なのではないかという疑問がある。
ちなみに、販売は肉の石川であるがこのメンチカツを製造したのは委託を受けた静岡県沼津市の食品加工会社「タケフーズ」ということだ。


腸管出血性大腸菌による食中毒 - 厚生労働省


引用: http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/daichoukin.html

予防のための対策
「腸管出血性大腸菌は加熱により死滅します。したがって、腸管出血性大腸菌の食中毒を予防するためには、生肉を使った肉料理を避けることや、肉の中心部まで十分に加熱することが重要です。

 飲食店などで食べるときには、生肉や肉を生焼けで食べる料理がメニューにあっても、なるべく避けたほうが安全です。また、焼肉やバーベキュー等、自分で肉を焼きながら食べる場合も、十分加熱し、生焼けのまま食べないようにしましょう。

 特に、若齢者、高齢者、抵抗力が弱い方は、重症化することがありますので、生肉や加熱不十分な肉料理を食べないようにしてください。」


関連サイト


・家庭でできる食中毒予防のポイント - 厚生労働省
http://www1.mhlw.go.jp/o-157/o157q_a/#q14

・O157の特徴や症状 - 日本医師会
https://www.med.or.jp/chishiki/o157/002.html

・「全く違反のない商品であります」…冷凍メンチ集団食中毒の「肉の石川」、謝罪文が波紋 - Business Journal
http://biz-journal.jp/2016/11/post_17130.html




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Last updated  2016.11.19 01:26:20
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