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国連(UN)の潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は1日、南スーダンに展開する国連南スーダン派遣団(UNMISS)が、今年7月に首都ジュバ(Juba)で発生した激しい戦闘で民間人を守れなかったとする国連の調査結果がまとまったことを受け、軍事司令官を更迭した。
国連の特別調査は、ジュバで7月8日~11日に発生した激しい戦闘において国連のミッションを遂行する上での指導力の欠如が「混乱した、効果のない対応」につながったと結論付けた。
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日本に暮らしている私達にとって南スーダンという国はあまり馴染みのない国のように思えるだろう。南スーダンでは1980年代に石油が産出できるということがわかってくる。ただ、南スーダンは陸に囲まれ海がない国なため、石油を輸出していくためにはパイプラインを必要とする。ところが、いまだ対立が解消されていない、かつて分離独立したスーダン側を通るパイプラインは不安定だということで別のルートにラインをひく必要性が出てくる。今、この不安定な情勢の中で行き詰まってはいるが、南スーダンからの新しいパイプラインの施設に日本の企業が名乗りを上げている。そうした形で経済的に無関係ではない国なんだということを知っておく必要がある。
兵士たちが外国人の援助関係者が滞在していた宿泊施設に侵入をして女性たちに暴行を加えた上、1人を射殺、その際に何度も救助の要請が出されたにもかかわらず、PKO部隊が動かなかったということだ。それ自体にも問題はあるが、1つ注目すべきは、宿泊施設を襲撃したのがゲリラではなく南スーダンの政府軍だったということだ。
PKOに参加をするということだけで、PKO部隊自体が交戦の当事者となることがある。自衛隊は施設部隊だといっても、もしも施設に例えば住人たちが戦禍を逃れて逃げ込んできて、それを追ってきたのが政府軍だったとしたら政府軍との交戦の当事者にならざるを得ない。ただ当事者となるということは、今の憲法上は認められていないはず。その矛盾を置き去りにしたままで今の議論を進めてもいいのか、改めて問う必要がありそうだ。
・衝突で兵士150人死亡=独立5周年、内戦再燃の恐れ-南スーダン - 時事通信
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000013&g=int
・南スーダン自衛隊「駆けつけ警護」の愚―現実的な対応を - Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20161116-00064478/
・ケニア、南スーダンPKO撤退=国連総長の司令官解任に反発 - 時事通信
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110300111&g=int
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